概要
ホドケン氏によるSFCソフト「ファイアーエムブレム 紋章の謎」のチートバグ動画。グラフィックやテキスト、キャラの動きを中心にバグらせた作品であるが、特にセリフのテキストバグが秀逸であり、元々のキャラクターからは想像もできないような言動で視聴者の腹筋を崩壊させてくれる。
なお、動画は「その1」から「その11」までが第1部(暗黒戦争編)、「その12」以降が第2部(英雄戦争編)となっている。
登場人物
マルス
「おききください あんなにたくさんの市民が 王子をたたえて かんせいをおくっています
アリティアの光の王子 スターロード・マルスに栄光あれと・・・」
「えっ・・・
そんな人いません・・・ あきらめてください」
主人公。眉目秀麗なアリティア王国の王子・・・なのだが、視聴者の中では3章で山賊のボスから呼ばれた「くそ王子」があだ名として定着している。というのも、
- 奴隷を使役し、ろくに食べ物も与えずに死人が出るような劣悪職場環境で遺跡の発掘と国家の建設を推し進める(その5)
- グルニア国王ルイの気弱さにつけこみ同国に2年間滞在した挙句、強国であったグルニア王国を滅亡寸前へ追い込む(その9)
- アカネイア大陸の戦乱の原因である事が判明する(その10)
- グラ、グルニアを滅ぼして国民を奴隷にする(その12)
- 国宝ファイアーエムブレムを売ろうとする(その13)
・・・と、発言や行動が一国の王子とは思えない鬼畜のそれであり(しかも本人は自覚なし)、王子以前に人間としてくそだからである。そのため、国民感情はすこぶる悪く、ことあるごとに反乱を起こされ、そのたびに逆恨みし思い知らせてやろうと決意をする。また、嫌がるチキに迫ったり、ペガサス騎士団のカチュアに対し「とても はずかしいことをやろう」と提案したり、魔導師のリンダに「だかねばなりません」と謎の義務感を抱いたり、ユミナ姫と一緒に暮らすと宣言したりと、女性に対して非常にだらしない。そして毒牙にかけようとする女性がことごとく幼女であるため、ロリコンであると推測される。ちなみに正体はばんぞく。
シーダ
「マルス様 そんなに死にたいのか?ならば 望みどおりにしてやる!」
島国タリスの王女であり、ペガサスナイトであり、マルスの嫁である。その8にてマルスが秘密のお店の店員を剣(意味深)で好きなように(意味深)しようとしたので、マルスに対して暗黒魔法ドゥラームを放ったのをはじめ、その11で自分を差し置いてカチュアと結婚しようとしたので頭をカチ割り、その14で二度もユミナ姫へ浮気しようとしたためきちんと二度おしおきしたので、視聴者からは「鬼嫁」「オチ担当」と呼ばれている。マルスからも「シーダ(武器)」と呼ばれてしまう。また、泣き言ばかり言うロレンス将軍に対し「将軍おい!いいかげんにしろよ」と檄を飛ばすなど、気の強い面が目立つ。その9にてくそなマルスに愛想を尽かし、自らスターロードにクラスチェンジした。
オグマ
その2にて加入したタリスの傭兵。原作では男であったが、本作では性転換し、オグマ子となった。グラフィックも女性のものであるため、名実ともに女性であるといえよう。魔導師→踊り子とクラスチェンジしている。原作でもかなりの実力を誇るユニットであったが、本作でも倒せないはずのイベント敵をマフー連打で倒し、カミユを一撃で倒しと大活躍している。
メンバーカード
だけど その店がどこにあるかは だれも知らねえってよ」
唐突なタイミングで「メンバーカードのテーマ」と共に宣伝されるカード。その3では緑色の服を着た青年が3回も宣伝を行っていたが、その7ではガーネフが、その11ではメディウスとリカードが宣伝を行っていた。
はまだ
「はまだ わかってるのか おい!」
その6にて、ボアよりニーナの野望を聞かされたミディアに突然「はまだ 死にたくないのだ わかってるのか おい!」と叱咤されてしまい、思わずやる気のない相槌を打ってしまった兵士。紋章の謎のみならず、聖戦の系譜などの他のFEチートバグ動画にも時空と空間と大陸を越えて出演している。2部ではウォレンがはまだと化している。
ちなみにユグドラル大陸(聖戦の系譜の舞台)には亜種の「いまだ」がいるらしい。
「第2回ヒテッマンリスペクトキャラクター人気投票」では、2位のくそ王子に2倍以上の差をつけ堂々の第1位となった上、バグ流行語大賞2014で「はまだ わかってるのか おい!」も第1位を獲得する偉業を成し遂げた。はまだ 大人気なのだ わかっているのか おい!
さいごに
チートバグと関係のない動画にて「くそ王子」などのコメントが確認されています。この動画のネタはあくまでバグの産物であり、原作とは全く関係がありません。紋章の謎の「マルス」とバグ章の謎の「くそ王子」は別人であり、同一のものと扱わないようにお願いします。原作ファンが本作のキャラ崩壊を不快に思う可能性があるため、一執筆者として僭越ながら、読者には決して本作のネタを原作のファイアーエムブレムを扱うコンテンツにて持ち出さないようにお願いします。(他のチートバグ動画の中でかつTPOを弁えるなら、まあまあ よかろう)
関連項目
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