ニコニコ大百科

スクィーラ達が元は人間（無能力者）と知られたところで、敵で排除の対象という点は何ら変わらないと思うのだが

伝説の怪物の正体が実は異次元星人でしたとなってもやっぱり「…そいつも敵だ！殺せ！」と変わらない感じｗ

>>1825
そらもう「すばらしい新世界」はディストピアものの古典の一つだから、影響受けなかったって可能性はまずないんじゃないか。

>>1829
現代社会は昔よりは個人で手に入る攻撃手段が多くて不安定になってると思うよ。テロなんかは、身近な道具でできちゃったりするしね。
3Dプリンタで銃が作れます、という話を聞いて、この小説思い出した。

「内容」の項目消してもいいんじゃないですかね？

一気見するといろんなものがゴリゴリ削れるけど凄い作品
ただ能力者が蔓延してる世界～みたいな作品を素直に見れなくなったのが若干の弊害
まぁそれだけ生々しく感じたってことでもあるんだけど

>>1833
た～しか７年？前だったかなぁ、まだ俺も編集者やってたときにそこ編集した記憶があって、「なんかはしょられすぎて話し別にわけてＱ＆Ａ造ってアニメ組みの補助にしようぜ」みたいな話になったけど結局誰もやらなくてｗそれで５話だけ載ってるって感じ。
だれか今からでもアニメの原作の矛盾を説明するならまぁあってもいいけどこのままなら消すほうがいいでしょうな。編集しない項目だし。

スクィーラから見た奇狼丸って本当クソすぎるよな
いつまでも古い思想に留まって人間に尻尾振ってるやつで、
挙句の果てに自分たちのコロニーだけを助けるために人間側に着くんだから。
スクィーラが権力欲の権化みたいな事言ってる人いるけど、俺は違うと思うね。
数多くいる虐げられてきた同胞たちのために立ち上がった英雄だと思う。
確かに、命の恩人である真理亜と守を殺したのは酷いと思うけど
それは富子が言っていた、｢清濁併せ呑む指導者｣なんだよ。
少なくとも、自分たちの子供を工場製品のように見ている現人類たちよりもよっぽどマトモだよ。
確かに人間と元人間であるバケネズミがどちらも残虐なのは間違いない。
でも残虐性が俺たちに近いのは確実にバケネズミ達の方。

>>1836
いや、今の人間は冷徹ではあっても極めて理性的で残虐では無いぞ。
まぁその理性的過ぎる面が鼻につくってのはあるかもしれないが。

スクィーラは結果を見れば身の程を知らずに神に逆らったあげく同胞の大半を始末される状況を招いただけの愚か者でしか無い。
奇狼丸こそ理性でなんとか同胞の種を絶やさず英雄でしょ。

つまるところ理性最強ってことだｗ

>>1837
理性的であるから残虐でないとは言えないでしょ。
現代日本で人間が残虐性を剥き出しにすることなんで殆どないけど、
戦国時代とかの戦争を見たらスクィーラがやったこととほぼ同じようなことばっかしてるよ
人間は理性的に残虐行為ができる生物なんだよ

あとスクィーラが愚か者ってとこなんだけど
スクィーラと奇狼丸の考え方って根本的に違うんだよ
奇狼丸は自分達のコロニーを最優先で考える典型的なバケネズミなんだけど
スクィーラはバケネズミ全体の行く末を案じた末に革命を起こそうとしたタカ派バケネズミなんだよね
実際コロニーの多くがスクィーラに付いたのを見ても多くのバケネズミたちは種としての存続に対しての不安を持っていたんだよ。
ただ、確かに結果から見ればスクィーラは間違っていたのは事実。
｢負けてしまった、その一点だけが万死に値する｣
みたいな事をスクィーラも言っている。
実際、この作戦が上手くいっていたらばけネズミ達が神を名乗る人間たちに怯えながら暮らすことも無くなってたし、あと一歩ってところまで行ったんだけど負けてしまった。
でも、スクィーラはとても優秀な革命家であったことだけは間違いない。

むしろ人類の形質は理性的かつ残虐というのが大勢だと思うが
だからこそ人類は地上の覇権種族にまで成り上がったのではなかろうか

スクィーラに足りなかったのが理性、というのは一面の事実ではある
もっと理性的に殺意を研いて仕留めるべきだった
かつての人類がそうやって自らより強大な獲物を狩り、果てには他の近縁人類種まで刈り取ったように

その場合全ての動物は残忍であるって事にならないか？
他者の生命を摂取している訳だし

けどそこまで一般化すると逆説的に人間の残忍性が希薄化するとも言える

>>1840
これは俺の勝手な持論なんだけど
動物がほかの生物の命を脅かす場合っていうのは
ほとんどが本当に純粋な生存本能の上で行われる。
つまり自分が今日を生きるために他の命を奪う。
かなり機能的な殺傷が基本。
そこにはなんの感情もない。

しかし人間は違う。
人が人を殺す時、そこには生存するという目的だけじゃなく損得勘定が混じることが多い。
今日を生きるためじゃなくて、明日からの生活をより楽にするために他人を脅かす。
スクィーラや奇狼丸もある意味ではこれに当て嵌る
自分達の利益のために平気で他人に危害を与えることを躊躇わない。
それが人間特有の残虐性なのだと思う。

でも新世界よりの人間達は基本的に満たされているからそう言った残虐性とは無縁で、
かなり理想的な社会主義的集団が出来上がっている
やっている行為はかなり残虐的なことばかりだが、
その種類は俺達の持っている物とはかなり異質なものだと思う。

>>1841
さすがにそれは残忍の適応範囲が広すぎでしょ
快楽のために人を殺すってならともかくさ

そこそこ知能のある獣（猫とかシャチとか猿とか）なら食べるためや生き残るためでなくストレス解消（＝娯楽）のために他者を攻撃したり殺したりすることはあるし
人類は取れる手段がより広いってだけで、他の動物よりも殊更に残忍とまでは思わないかな

「その辺のケダモノと変わらん」とも言い替えられるが

>>1843
実際そうだろう？
ストレス解消のためにどれだけ対象を痛めつけられるか、或いはそんな気持ちになれるかの大喜利大会やってるのが今のネットだよ。

>>1841>>1843
原作の元ネタになったコンラート・ローレンツの『攻撃　悪の自然誌』に、ちょうど動物の同種殺害の話が書いてあるよ。
https://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/interview/
自然環境では、動物が生存と関係なく同種を殺しちゃう、ってことは実は割とある（動物は確かにそんなピュアじゃない）
ただ、普通の動物は、遺伝のプロセスによって、過度に動物を殺しちゃう殺傷力のある特性は失われてるから、同種殺しが集団に対してそこまで破壊的にならない。

しかし人間の殺傷力は遺伝に由来するものじゃないから、同種を殺しちゃうことに対する心理的な抑制が小さい。
よって、同種殺しが破壊的になるリスクがある。

じゃあほかの動物みたいに、同種殺しを避ける本能を、後から遺伝で埋め込んじゃえば解決じゃね？
ってのが愧死機構。

アニメ見たけど面白かったわ
超能力の発現した人々がいる世界の行く末の一つとして非常に興味深い内容だった

少なくとも、人間心理を知るうえではみた方がいいかもしれないね

超能力者は人を助けるヒーローよりも人を力で一方的に抑圧する支配者がお似合いってのがよくわかる作品
これ読めば超能力者ってだけで駆逐の対象になるのが正しいことがとても理解できる

まあ加虐能力が高い超能力で無くとも、武器、原始的な道具、拳と置き換えることもできる

要は無秩序（始まりの虐殺からして）は崩壊の元。

物語の最後で博物館できてるのあの世界にとってものすごい進歩なんじゃないかと思う
博物館を作った大多数の市民の思惑はスクィーラを晒し上げる事だろうけど、図や模型を使った詳細な記録ができたことで未来の人間が過去を別の視点で掘り下げる可能性が生まれてる
初めは唐突に出てきた近代的な施設に面食らったけど、将来的な和解の可能性が感じられてとても好き

久しぶりに見返したら、なんか奇狼丸って実はダサくね？という感想を持った
みんな奇狼丸カッコいいって言うけど
最終話でスクィーラが言った通り、旧弊な思想に凝り固まったジジィだったのかなーと
スクィーラの思想が気に入らなかったのは分かるんだけどね…

Primeで観た。とても良かったというのが前提だけど、少し冗長じゃないかなと思った。
呪力と業魔～とバケネズミの反乱～は別にした方がスッキリするんじゃないかと。シュン業魔化までで前者のテーマは完結したとも考えたけど、反乱以降は、それ以前の「ディストピアと呪力の秘密を知っていく５人組」って物語が生かされてないというか、必要ないと思った。
反乱以降みたいな内容を描きたいのであれば、もっとバケネズミと人間の関係にフォーカスするべきだと。まあ小説未読なので、小説だともっと良い感じなのかな(適当)
とは言え面白かった。

いつのまにかアマプラ来てたんだな
知らない人たくさん観てくれるといいな

>>1852
概要にあるとおりなかなかの長編原作で早希の成長物語でもあるから仕方ないかと
原作は文章なのに映像音響あるアニメと同等以上に禍々しく重厚という化物なので
機会つくって是非手に取ってみてほしい

結局バケネズミどもはちゃんと信仰心を持ち続けて人間を神を崇め続ければ良かったんだよな

現実では実在が証明されてるとは言いがたい神を崇めて理不尽な戒律でも守っているのに、こっちじゃ目の前に実在する人間という神がいるのに反乱起こして神罰とばかりに滅亡寸前に追いやられる始末

アマプラで見てる
序盤４話は説明多過ぎて意味不明、５話は説明不足過ぎて意味不明で見るのが辛くなったけど14歳で瞬が行方不明になった辺りから面白くなってきた
良の扱いがひでえｗ

>>1854
神に石の一つも投げつけてやりたいって奴は現実にも居るさ。どうやっても届かないから戒律を都合よく解釈して他者を攻撃してるだけ。
神がというか、自身の生殺与奪を常に握っている奴が同じく血を流すなら、ワンチャン下克上してみようと思う奴が出るのが人の世だ。
この物語に出てくるキャラクターは全て良くも悪くも「人間」なんだよ。

目の前に神が実在するからこそ信仰できなくなったのでは
神と人の差が力だけならば神の存在など不要、まさしくこれだ

けどバケネズミはその信仰を失ったからあのザマになったわけで…

教訓：信仰はマジ大事超大事。ないがしろにすると身を滅ぼす

あの戦いで人間が勝てたのは瞬の神目線の助言のお陰だろう
あれはズルい
俺は実質スクイーラの勝ちだと思ってる

>>1854
「奴隷として生かしてやってるのに逆らうとは恩知らずめ」レベルの畜生発言だな
何でお前が勝手に決めたルールに従わなきゃいけないんだと思う奴が出て来るのは当たり前だろうに