うぁぁぁ き...鬼龍が廊下を練り歩いてるとは、漫画『TOUGH』に登場する台詞である。
概要
単行本30巻に収録されている319th MATCH「覚醒せし悪魔」で登場。
ラーメン屋の親父みたいな風貌のファントム・ジョーこと金城剣史に喧嘩を売って朦朧拳を喰らい敗北し、アバラを解放骨折&内臓を損傷という、瀕死の重傷を負って入院している絶対安静状態の鬼龍が廊下を歩いているのを目撃した時のキー坊の叫び。
かつてのラスボスが汗だらだらで病院の廊下を徘徊し、それを幻のポケモンに遭遇したかのような説明口調で叫ぶ主人公という絵面のインパクトも大きいが、何より「練り」という言葉の響きがタフスレ住民の心をキャッチし、瞬く間に流行。主に何らかの事象に驚いたときに「うぁぁぁ ○…○○が△△を練り××してる」というような形で使用される。また、ここから「練り増殖」や「練り崩壊」など何にでも「練り」を付ける文化も生まれ、マネモブにとっての万能調味料のような存在となっている。
なお、本来「練り歩く」は複数人に対して用いられる表現なため、単行本では「練り」が削除されている[1]。修正すべきポイントはもっと他にある気がするが。
かつて殺そうとした実兄によるトンデモ擁護
鬼龍の兄・尊鷹によって、鬼龍が金城に敗れたのは朦朧拳を習得するためというフォローがなされた。
尊鷹「最初から勝負と思ってないから負けたとも思っていない」
練り歩いた後の鬼龍
ここまでしてもらって無理矢理整合性を付けてもらった鬼龍であるが、このとき負った傷の影響は大きく、勝手に退院した直後に疾風の春草こと横山春草に襲撃され、「本物の蹴り」を喰らい即病院に逆戻りという醜態をさらす。
また、大怪我を負ってまで習得した朦朧拳が、幽玄真影流にとっては基本的な技の一つに過ぎないという事が判明した。少し前に「大事口伝」として秘伝書にも記されていない幻の技という解説がなされていたはずだが……
更に担当編集の煽りで「弱き者[2]」呼ばわりされ、高速道路での春草との再戦では目玉と金玉を潰され車に轢かれるなど、何で出て来たと思わせるほどのサンドバック状態と化し連敗。高速道路で寝そべりながらTOUGHでの闘いを終えた。
金城に敗れてからの一連の流れで一気に威厳を失った鬼龍は続編の『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』でもボコられては病院通いを続けている。
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