まっさんの罠とは、シンガーソングライターさだまさしの歌における、ギャップを表現した言葉である。
「罠」とは通常他者を落としめるマイナスイメージが強いが、この言葉にはある種の敬意の念が込められている。
概要
さだまさしの楽曲に対する印象として、なじみの薄い人はその序盤の曲調や曲のタイトルのみで「暗い」もしくは「コミックソング」と判断する傾向がある。
しかし、その歌詞の意味を踏まえて曲を通して聞くことで、その曲のストーリー性、訴えを理解し、深い感動を覚えることを指して、「まっさん(さだまさしの愛称)が仕組んだ罠」と表現している。
なお、この罠にはまった人の典型的コメントとして「あれ?さっきまで笑顔だったんだけどいつの間にか目から汁が・・・」などがある。
代表的な例として
・『関白宣言』→序盤の歌詞は女性差別的であるとして女性団体より批判を受けたが、後半は・・・
・『恋愛症候群』→序盤は血液型等を風刺したコミックソングだが、後半は・・・
・『極光』→メジャーコードで展開するほのぼのとしたラブソングのように聞こえるが・・・
・『風に立つライオン』→最後の一節ですべてが把握できるようになっている
などがある
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