この項目は、『まどか☆マギカ』第7話のネタバレ成分を含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
美樹さやか「あっはっは…ホントだ!その気になれば痛みなんて、ウフフ…アハハ…完全に消しちゃえるんだぁ…!」
鹿目まどか「やめて…もう、やめて…!」
概要
魔法少女まどか☆マギカ第7話「本当の気持ちと向き合えますか?」
美樹さやかは影の魔女・Elsa Mariaに捨て身で立ち向かう。血まみれになる程のダメージを受けながらも魔力で痛覚を消し去り、怯むことなく鬼神の如き勢いで滅多斬りにしていく。
躰に痛みは無い。しかしさやかの心は突き刺されるような痛みで悲鳴を上げる。己の躰はもはや死人同然。愛する人のために重い代償を払ったにもかかわらず、その代償のために愛する人と幸せになれない現実に彼女は苛まれ続ける。「なぜ自分がそうまでして戦わなければならなくなったのか?」そんな矛盾に対し答えを見つけることができないまま、そして魔法少女になった我が身を呪いながら、彼女は魔女を殺し続ける。まどかや杏子の声も、今はもう届かない。碧い光を湛えていたソウルジェムはどす黒く濁り、その身は魔女の攻撃を受けて血潮が流れ続ける。その様は、さながら血の涙のようであった―。
身も心も摩耗していくさやか。続く第8話「あたしって、ほんとバカ」では更なる悲劇が彼女を襲う。また、漫画版ではマミさんの最期同様、より凄惨な描写となって読者にトラウマを与えた。
動画ではこの7話終盤のシーンが使われる動画に付けられることが多い。シャフトと劇団イヌカレーによる影絵演出と梶浦由記のBGM(通称・さやかのテーマ)がこのクライマックスを否応なく盛り上げる。なお、さやかが狂戦士(バーサーカー)となった姿から、「バーサヤカー」という造語も生まれており、こちらの記事にリダイレクトされる。
後に発売されたPSP版においてはこの現象あるいは魔法に対して「狂想曲」と名づけられた。
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関連項目
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