アファームド・ザ・コマンダーとは、SEGAから発売されているゲーム「電脳戦騎バーチャロン・オラトリオタングラム」に
登場する機動兵器バーチャロイドの内の一機種で第2世代最初の量産機種であるアファームド系のバリエーション
機体である。「超指導力強化型機体」
指揮官用機体としてのアファームド
バーチャロイド発禁令が出て後に初めて登場したバーチャロイド「アファームド」、その指揮用バーチャロイドが「コマンダー」と呼ばれるこれになる。
成立は第二世代型初期段階の「アファームド・ジ・アタッカー」タイプと同時期で、RNAの初期の活動期において最も多用された戦闘形態が「flex-5(フレックス5)」と称される5機1小隊編成。
5機のアファームドを1小隊として高速機動戦を行うのだが、このフォーメーションを行うには強力な情報処理能力と統括能力を有するVRが必須であった。その為の機体として本機体が開発された。
指揮用ユニット増設・OSの強化が主体だが武装はビームショットガン・ターミナスマチェットという実剣が装備された。
しかし本機の指揮能力はあくまで1小隊程度の能力しか無い。ベースの機体は指揮用端末の搭載スペースが
小さかった事、それも司令部からの作戦実行の演算処理をする性能しか無いのにフォーメーション演算もさせるという
無茶ぶりだったが、元々1小隊~1中隊規模の代行業者主体で構成されたRNAは行動単位も小規模な為
これで充分だった。中隊規模の戦闘には本機体を複数用いた連動処理で対処していたが1機でも撃破されると
作戦行動が不能になるという事態に陥ることもあった。どういう事かと言うと中隊のコマンダー全機がflex-5の演算、
それも受け持ち外の小隊分も含めての演算を連動処理していて、作戦内容の処理は僅かに残った演算リソースを
これまた連動処理しているから1機欠けるとflex-5の演算・作戦処理どっちもフリーズしてしまうのである。
その為中隊規模の戦闘にはライデンⅡを指揮用に用いたが、供給が絶たれた上に2~4機の連動処理が
必要な事もあって後にフェイ・イェン・ナイトに中~大隊規模の指揮用の任を譲ることになる。
とはいえ、VC.a4年末にMBV-707テムジンが開発されるまではDNA側から「撃って避けて近接で殴り合う」というオールラウンダー的ポジションに相当する機体が現れなかったために大いに暴れまわったとされる。
後にドルドレイが配備された時に「安価な指揮用VR」として運用される事になる。ドルドレイの防御力により
被弾率が大幅に下がったのとフェイ・イェンKnの遠隔指揮用移動端末としてなら充分機能するためである。
ゲーム中の性能
ゲーム内の機体としてはVer 5.66で追加された。バトラー以上の中距離戦をこなせる上にストライカー並の
射程距離と威力を増した近接能力などアファームド系としてはニュートラルな性質となっている。
しかし決定力のある攻撃に乏しく、15%のダメージを与える前ダッシュRWと弾速・チャージ共に遅い前ダッシュCWの2つ程度しか無く使いにくくもないが使いやすい訳でもないという中途半端な機体である。
(実質劣化フェイ・イェンKn。ただし攻撃の決定力はフェイ・イエンKnの方が上で使い勝手も良好)
正直なところ上級者用見た目以外テムジンが上位互換。バトラーより玄人向けであり中距離で「いぶし銀」的な粘り強さを出して踏み止まり近距離戦に持ち込む戦闘スタイルを取ることになる。その性質上対戦でも使用者は少数である。
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