イクラとは、
である。ここでは1.について記載する。
概要
サケやマスの卵のこと。水産業界においては一般的にほぐした秋鮭の卵を指す。
卵巣膜に覆われている魚卵を取り出し、一粒ずつバラバラにしたもの。卵巣膜でつながったままのものは筋子と呼ばれる。
また、サケのイクラと区別するためにマスのものは「マスコ」もしくは「マスイクラ」と呼称されることもある。
語源はロシア語で「魚卵」「小さくて粒々したもの」などの意味を持つ「икра(イクラー)」。
塩漬けやしょうゆ漬け、またそれらを寿司のネタや海鮮丼の具材にして食べる。日本では子供を中心に人気の高い食材だが、海外ではそこまで一般的な食材とは言えず、廃棄されることも少なくない。赤い宝石のような見た目とともに、プチプチした食感と濃厚な甘さが特徴だが、実はイクラそのものにはほとんど味がない。イクラの味と思っているものは漬け込んだ調味料の味なのだ。
その他の魚卵の例にもれずプリン体を多く含むため、多量に摂取すると痛風の原因となってしまう。
人工イクラという、アルギン酸ナトリウムを主成分とする人工的につくられたイクラのようなものもあるが、一般の市場にはあまり出回っていない。
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関連項目
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