イングリッシュマフィンとは、イングリッシュなマフィンである。
焼き菓子(カップケーキ)の一種である(アメリカン)マフィンと区別する際にあえてこう表記される。
概要
強力粉、砂糖、牛乳、、イーストなどを原料として作られる平たい円盤状の発酵させたパンである。表面にざらざらしたコーンミール(トウモロコシ粉)がまぶされていることが特徴。
英国、英連邦諸国、北米で広く朝食用として用いられる。それ自体にはあまり味がないため、卵、ベーコン、ソーセージなど塩気のあるものと組み合わせられることが多い。またマクドナルドなどファーストフード店における朝食メニューの定番でもあり、この場合はサンドイッチのバンズとして用いられる。
二つに割って軽くトーストして食べられることが多いが、その際にはナイフなどですっぱりと切らずフォークや手などを使ってギザギザに割った方がよいとされる。これは断面部分の表面積が増えることでトーストした際の食感が良くなったり、ソース類との絡みが良くなるという理由からだとされる。
エッグ・ベネディクト
二つに割ってトーストしたイングリッシュ・マフィンにポーチドエッグ、ハムまたはベーコン、オランデーズソース(卵黄、レモン汁、バターからつくるソース)をのせた料理。朝食メニューにありうべからざる高カロリーで知られる。
マクドナルドで供される「エッグマックマフィン」はエッグベネディクトのオランデーズソースをチーズに代え、庶民向けにアレンジされたものである。
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関連項目
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