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キャッツ・アイとは、北条司の漫画作品、またそれを原作とする各メディア作品である。
概要
週刊少年ジャンプにて1981年から1985年の間に連載された北条司の連載デビュー作であり、「シティーハンター」と並ぶ同氏の代表作でもある。連載は1981年40号から1984年44号。1985年6号に最終回が掲載された。単行本全18巻、文庫版全10巻。
メディア展開としては1983年からはアニメ化され2期にわたり全73話が放送されている他、単発のテレビドラマ、内田有紀主演の映画などがある。2010年からは月刊コミックゼノンにおいてリメイク作「キャッツ・愛」が連載されている(作画は北条司ではない)。
怪盗「キャッツアイ」としてのコスチュームであるレオタード姿が有名。男性の怪盗と言えばルパン三世だろうが、女性の怪盗と言えばおそらくはキャッツアイが代表格になるのではないだろうか。
アニメ版の杏里による第一期主題歌「CAT'S EYE」が大ヒットし、少年漫画に全く興味の無い層にまでその名が知れ渡っている。
一般にはこのＯＰばかりが有名だが、「三姉妹がレオタード姿でフィットネス」という内容のＥＤもある種「ハルヒＥＤ］のご先祖様とも取れる内容であり、必見。
2011年11月2日よりニコニコチャンネルで公式作品の配信が開始された。
2019年2月9日から上映された劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>でアニメ版として初の銀幕デビュー及び、題名通り北条氏の代表作シティーハンター・冴羽獠とも共演を果たす。
あらすじ
巷を騒がす謎の怪盗「キャッツアイ(略称キャッツ)」。キャッツ・カードで盗みの予告をしてくるキャッツと、それを防ごうとする刑事・内海俊夫、またその周囲の人々のドラマを描いた作品。
キャッツアイの正体は喫茶店「キャッツアイ」を経営する来生泪、瞳、愛の美人三姉妹である。彼女たちは行方不明の父親を探すため、その手がかりとなる美術作品を狙っていた。次女の瞳と俊夫は高校からの恋人同士、時には恋人として、時には敵として関わりあうことになる恋愛模様も本作の見どころ。
原作漫画・アニメなどでは次女の瞳が主人公だが、他の作品では三女の愛が主役のこともある。
主な登場人物
- 来生瞳(CV戸田恵子) - 来生三姉妹の次女。勝気で快活な美女。主に盗みの実行をする。
- 来生泪(CV藤田淑子) - 来生三姉妹の長女。色気のある大人の女性。計画の立案、調査などを行う。
- 来生愛(CV坂本千夏) - 来生三姉妹の三女。愛らしくボーイッシュ。犯行に使う道具の発明をする。
- 内海俊夫(CV安原義人) - キャッツの事件を担当する刑事。瞳の恋人。
2019年の劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>では上映前に泪役の藤田淑子氏が逝去、戸田恵子氏が志願し瞳と泪を二役演じている。
関連動画
関連チャンネル
関連項目
- 漫画作品一覧
- アニメ作品一覧
- 1983年のアニメ作品一覧
- 北条司
- 週刊少年ジャンプ
- 怪盗
- 劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> - 同作者の次回作の映画版で本作のキャラが出演する。
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