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ドレイクの方程式Drake equation、宇宙文明数方程式)とは、「地球が存在するこの銀河系内に、間通信を行うことが出来る文明がどのくらい存在しているのか」を推定する方程式である。

概要

N = R* × fp × ne × f× fi × fc × L

N
銀河系に存在する通信可な文明の個数
R*
銀河系で1年間の間に恒星が形成される速さ
fp
惑星系を有する恒星の割合
ne
1恒星系で生命が存在できる範囲(HZ)にある惑星
fl
上記の惑星で生命が実際に発生する割合
fi
発生した生命が知的生命体にまで進化する割合
fc
その知的生命体が間通信する割合
L
間通信を行う文明の存続期間

 1959年科学雑誌Natureに掲載された"Searching for Interstellar Communications"exit間交信の探索」をきっかけに、オズマ計画として、初めて地球外知的生命体探索(SETI)が行われた。この地球外知的生命体探索難易度の見積もりとして、1961年 米国天文学フランクドレイクFrank Drake)によって考案されたことから、その名が付いた。

 この方程式の様な推論に当時知られていた科学知識をもとに非常に控えめな値を代入しても、地球外文明数がとても大きな数となり、々人類が地球外文明と交信をしていてもおかしくない事になる。しかしながら、これは現実と大きく矛盾するとエンリコフェルミが摘した。
 特に、1975に宇宙物理学者のマイケル・H・ハートがこの種の問題を研究し始め、交信な地球外文明の存在確率の高さに対して、未だその様な存在が見つかっていない状況に フェルミのパラドクス の名が付けられている。

 しばしば、フェルミ推定の代表例としてドレイクの方程式が紹介されるが、エンリコフェルミ本人は1954年に逝去しており、1961年に考案されたこのドレイクの方程式を知ってたわけでも研究していたわけでもない。また、フェルミのパラドクスの名が示す様に、推定としては(少なくとも今の所は)妥当性のい結論を導いており、 フェルミ推定の一例としてはあまり良い例とは言い難い。特に、方程式の幾つかの項自体が、調べる事すら実質不可能であり、その上、数のオーダーすら不明など、一般的なフェルミ推定とは異なる側面が強い。

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ドレイクの方程式

1 ななしのよっしん
2019/04/25(木) 17:58:39 ID: xpEpy/sttu
結構前にNewtonで読んだときには、あっても不思議じゃないねくらいの数字だった気がするなあ。
改めてここで式の項を見返してて思ったんだけど、恒星の周りにできた惑星、それが「地表を持つ(≒表面全体が液体だったり、気体と液体だけの惑星だったりしない)割合」っていう条件は加味しなくてもいいもんなのかな。
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2 ななしのよっしん
2019/06/16(日) 23:53:32 ID: Cwid5auvZw
>>1
に答えておくと、 大雑把にそれが意味するのがn(e)の値。詳しくは ハビタブルゾーン 辺りでググって調べてくれ。
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3 ななしのよっしん
2019/08/27(火) 11:04:26 ID: m2Lu8H8WGq
フェルミのパラドックス地球の問題というか太陽系銀河系におけるポジションが関係してるのかもよ
それに太陽スペクトル分類G2Vて全体では低い方のようだし
恒星エネルギー物理的に活用出来る何某かの高度文明を有した知的生命体集団はスペクトル型の高い体の周りに集まるものと想像される
その方がエネルギー収量も大きく駐留しやすいと思われ
ハビタブルゾーンていうのは惑星環境に大きく依存する段階の文明には重要かも知れないが長期にわたる航宙が可船舶の建造技術がある知的生命体にはあまり重要ではなさそう(しかも地球人類みたいな生物とは限らない)
要するにエネルギー位の高い体の周りに寄り集まる習性が付いてるから太陽系のようなスペクトル型体にはあまり訪れない可性が高い
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4 ななしのよっしん
2019/08/27(火) 12:04:10 ID: m2Lu8H8WGq
恒星間航行をしながら系内を巡回する高度文明集団みたいのが銀河系内に存在すると仮定して考えると、体のエネルギーを利用して銀河系内の要な体から体へと移動していると考えられる。
太陽系のロケーションがそのルート上に位置していないか、太陽から発するエネルギーよりも他の恒星でより高いエネルギーを収容出来るのでそっちをっている可
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5 ななしのよっしん
2020/02/10(月) 21:02:00 ID: poLY4U9RX5
「その知的生命体が間通信する割合」ってざっくり書かれてるけど、「々が観測可な通信方式にて」ていう条件が隠れてるよね。
さらに「発生した生命が知的生命体にまで進化する割合」も
々と同形態の思考プロセスを持つ」ていう条件付きだよね。
そんな未知の思考形態、通信方式の無限大の可性を数に持つ割合なんてオーダーの当たりもつけられないからざっくり値すら出せないまさに思考実験と呼ぶにふさわしい。
それとも現宇宙での「通信」とか「知的生命体」という概念に相当する事はある程度限定された範囲で定義できるのかな?
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削除しました ID: Ia/7ix53N1
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7 ななしのよっしん
2020/04/07(火) 23:31:31 ID: MJ2aNthl/R
間通信とか宇宙文明とか、自然発生した生物にはよほど乱数が傾かないと理だと思う。
自分に有利な状況を構築し、子孫を残す為には遺伝子は手段を選ばない。
知性が邪魔になれば幻想妄想を植え付けて衝動を正当化してくる。
そうならなくても、自己利益追求生物的な生存力を高めるのなら、科学がもたらす不都合な側面を壊す為、科学的思考を破壊しようとする運動が発生する。
個体の利益と全体の利益のジレンマだけではない。そもそも真実自体が生物の精神活動に有な場合もある。だが宇宙真実に相対しなければ生きていけない。そのギャップを埋める事は容易ではないだろう。

もし文明を持つ存在が居たとしても、どは人を失ったか飼育しているロボット達。次点でかつて自然生物だった自己改造種族だろう。
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8 ななしのよっしん
2020/06/09(火) 15:22:18 ID: 9bhH0D/GG2
「私は取敢えずこんな "推計" をしてみました。」
「異議がある方は、あなたの対案 (推定方法の式なり、微調整なり) を発表してください!」
っていう式だな、、正しいなんて思っていないだろう。

パラメータを微調整した本はたくさん見たけど
これに代わる式は広まっていない。

ちなみに、N の最小値は 1 であり、SETI推進者とか 'We are not alone!' に感した人とかは 2 をえていると<del>信じ</del>期待している
1 を下回ったならば、いずれかのパラメータに間違いがある事は明
上限をもたらす事柄は知られていない。

 N=1番:ご存じらが地球文明
 N=2番地球外文明
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9 ななしのよっしん
2020/06/24(水) 07:10:16 ID: MJ2aNthl/R
今の人類のレベル(宇宙電波飛ばすレベル)を通信出来る文明と呼んでいいのかってのは疑問。
そもそも届くのかも怪しい、届いたとしても向こうが通信と理解出来るかも怪しい。

一方的に高度な通信技術を持っていれば、それこそ地面に文字を書いて交信、音による会話で交信も可だろうけどドレイクの方程式で述べたいのはそういう事じゃないだろう。
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10 ななしのよっしん
2021/03/26(金) 21:42:22 ID: MJ2aNthl/R
グレートフィルターという言葉を知って、どうやら私はこれが未来に存在すると思っているタイプだと知った。
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