バスケとは、
である。
本項目では2を記述する。スポーツ事項を見たい方は1へ。
概要
AC北斗の拳において、「連続技のヒット数がある一定値を超えるとバウンドの高さが異様に大きくなる」という現象のことを指す。
元々は「鉄(格闘ゲームプレイヤー)」氏がラオウでこのコンボを発見し、ラオウの顔がスラムダンクの魚住に似ていること、手首のスナップを利かせてボールをバウンドさせるテクニックに見立てた事から「バスケ」と名付けられた。
原理
『北斗の拳』では永久防止のためか、空中ヒット数・ダウン追い討ちヒット数を稼ぐほど相手の重力加速度が増加する仕様になっている。(一部の技を除く)
そのため、
・空中ヒット数・ダウン追い討ちヒット数(およびヒット時の高さ)に依存して、
床衝突時の速度(の期待値)も大きくなる
という仕組みが取られている。
分かりやすいように初速度を0として計算すると、
つまり、
という計算になる。
一方、床バウンドの処理は床衝突時の速度を固定割合(30%)で減衰させて逆方向に返しているだけなので、ぶつかった相手は「0.3×√2ahの速さ」で跳ね上がる。
床バウンド後の加速度は固定値(1.1ドット/F2)なので、
となる。これらをまとめると、
という仕組みになっている。
早い話、永久防止のための仕様が、逆に永久を作ってしまったということ。なんという皮肉……。
バスケのやり方
バスケに移行する為には、まずある程度のヒット数を稼がなければならない。
ヒット数稼ぎは以下のテクニックを用いて行われる。
百烈
空中コンボで25ヒット程稼いでから移動ブーストを消費し、延々とダウン追い討ちをかけることによってバスケへと移行するテクニック。
大量のブーストを消費するので使用できるキャラクターが制限されるのが難点。
ドリブル
空中コンボで約31ヒットまで稼いだ後、高い所から落とすと少ないヒット数でも割と大きめにバウンドする。ここから2Aなどで拾い続けることでバスケへと移行するテク。
百烈と違い、低コストでバスケが狙えるが、難易度が高く安定させるのが難しい。
トラベリング
コンボ数が60ヒット前後を超えた状態でバニシングからダウン追い討ちを仕掛けると、なぜか相手が一瞬宙に浮く。これに延々攻撃を当て続けることでバスケに移行するテクニック。
現状ではラオウ限定のバスケルートである。
バスケ難易度
関連動画
初代ギルティギア
初代ギルティギア(PS版)TASにてなんとバスケが発見された。
条件はシビアだが、AC北斗の件と挙動が瓜二つである。
この事から、アーク製格闘ゲームは根本からバスケ仕様である可能性が高い。
もしかしたら、GGXやXX世代も・・・
関連項目
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