シャンソンとは、フランス語で歌のことである。
概要
イタリアのカンツォーネ、またはカンタータ(歌われる曲:ソナタ(楽器で演奏される曲)に対して)などと同じく、語源はラテン語のcantare(歌う)に由来する。
元来特定のジャンルの音楽を指す言葉ではないが、特にフランス人によって作曲され、フランス語で歌われ、フランスっぽい雰囲気のある楽曲がこう呼ばれることが多い。
代表的シャンソン曲
- 枯葉
- イヴ・モンタンの代表曲。シャンソンの超代表曲でもある。英語圏でも「Autumn Leaves」として訳され、ジャズアレンジもされた。
- 愛の讃歌
- エディット・ピアフの代表曲の一つ。日本でも越路吹雪をはじめとする日本語訳詩によるカバーが有名。
- 薔薇色の人生
- エディット・ピアフの代表曲の一つ。原題は「ラ・ビ・アン・ローズ」。カンダムのドック艦とかうさだヒカルの元ネタ。
- オー・シャンゼリゼ
- ジョー・ダッサンが歌った。パリと言えばこの曲。街の遊撃手こといすゞ・ジェミニのCMでも知られる。原曲はなんとイギリスのジェイソン・クレストが歌った「Waterloo Road」。パリの曲どころかロンドンの曲だった…!
- さくらんぼの実る頃
- 「紅の豚」作品内でジーナ(声:加藤登紀子)が歌う曲。なんと、19世紀のパリ・コミューンへの弾圧「血の一週間」を悼む、歴史ある曲だったりする。
- 帰り来ぬ青春
- シャルル・アズナブールの代表曲の一つ。日本では和田アキ子がカバーしたりしている。シャルル・アズナブールはあの赤い彗星な人の名前の元ネタと言われている。
関連動画
関連項目
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