ピエロがお前を嘲笑うとは、2014年のドイツ映画である。日本では2015年9月12日公開。
概要
原題は「Who Am I – Kein System ist sicher」。劇中の台詞に則って訳すと「僕は誰?―安全なシステムはない」と言ったところか。
ジャンルは犯罪サスペンス映画。ウェブ空間の独特な表現が特色であり、ハッカー同士のやり取りは地下鉄空間として表現される。本作はドイツ国内で高評価を獲得し、ワーナー・ブラザースによるハリウッドリメイクも決定している。
作中ではデヴィッド・フィンチャー監督作『ファイト・クラブ』のオマージュが度々見られ、主人公ベンヤミンの部屋には『ファイト・クラブ』のポスターが貼ってあるのが確認できる。
また、ベルギーの画家ルネ・マグリットの絵画『不許複製』のイメージが劇中何度も挿入される。
監督のバラン・ボー・オダーは、後にNetflixオリジナルドラマ「DARK」の制作・脚本を務め、好評を得ている。
あらすじ
"フー・アム・アイ"と名乗る天才ハッカー・ベンヤミンが警察に出頭した。彼は、ユーロポールの捜査官ハンネ・リンドベルクにだけハッカー集団の真相を話すといい、それと引き換えに身柄の保護を要求する。彼の回想によって物語は進むが、その話には不可解な点があった。
登場人物
ベンヤミンを誘ってハッカー集団「クレイ」を結成。大胆を好む。
クレイのメンバー。プログラムの穴を見つけるのが得意。スリル狂。
MRX:???
ハッカー界のスーパーヒーローであり、ベンヤミンやマックスらにとって憧れの存在。
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関連項目
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