マリオカートwii交流戦とは、マリオカートwiiでオンライン対戦をする際の形式(ローカルルール)である。
概要
オンラインゲームに「ギルド」があるように、マリオカートwiiでも多数の「チーム」が存在している。仲の良い人達が集まったり掲示板等で募集してチームは結成され、一緒にゲームをプレイしたりチャットを楽しんだりしている。
ルール
基本的には以下のルールで行われる。
なお、レースは「個人戦」形式で行われる。
マリオカートwiiでは「チーム戦」形式を選ぶこともできるが、チームがランダムに分けられてしまうので交流戦では使えない。
従って、攻撃アイテムを使うとき味方に当たらないように気をつけなければならない。逆に相手にだけ上手く当てて、自分のチームで上位を独占することが、勝利のカギとなる。
また対戦する際、味方と敵の区別がつきやすいように、プレイヤー名の最初か最後にチーム名を入れるのが慣わしである。(例:Aというチームのメンバーは、「たろう@A」「はなこ@A」といった名前でプレイする。
交流戦におけるテクニック
交流戦で勝利するためには普段の対戦より多くの工夫が必要となる。
「相手には攻撃し味方には攻撃しない」が基本テクニックであるが、他にも多くのテクニックがある。
サンダー支援
マリオカートwiiの「サンダー」は、使用者以外を全員一定時間小さくさせる強力なアイテムである。(小さくなるとスピードが出なくなり、タックルにも弱くなる)
しかしサンダーを使ったとき、「スター」や「キラー」といった無敵アイテムを使用していた場合、サンダーを回避することができる。(なお、「巨大キノコ」使用中だと、通常サイズに戻る)
そこでアイテムボックスからサンダーを引き当てたらすぐには使わず、味方がスターやキラーを使っている時に使えば、味方だけをサンダー回避させることができ、一気に上位を独占できる。
また、「DKスノーボードクロス」「レインボーロード」等いくつかのコースには、大砲ゾーン(ワープゾーン)がある。この大砲ゾーンにいるときは、サンダーの影響を受けない。従って味方が大砲ゾーンにいるときにサンダーを使用すれば、味方をサンダー回避させることが可能である。
さらに、サンダーによって小さくなっている時間は、上位ほど長い。そのためレース途中で味方の多くが上位を走っている場合、あえてサンダーを使用しないのも有りである。そうすれば敵に「サンダー回避」される危険性も無いわけである。
トゲゾー甲羅保持
「トゲゾー甲羅」は、1位を走っている人に高速で飛んで行き、爆撃するアイテムである。基本的には避けたり防御することができない。(スターなど無敵状態であるか、キノコを上手く使うと回避できる)
味方が1位のときは使わず保持しておき、敵が1位のときはすぐに使う。
しかしここで問題なのは、トゲゾー甲羅は4位~9位くらいを走っているときに入手するという点である。そのため、トゲゾーを入手したときに、1位が姿が見えないほど前にいると、敵か味方かを判断するのが難しい。
そのため交流戦では、1位が敵か味方かを常に注意していなければならない。
順位把握
上記のように、「サンダー支援」と「トゲゾー甲羅保持」を成功させるためには、正確な順位把握が必要となる。
自分の近くを走っている敵又は味方は当然順位がわかるが、ずっと前や後ろを走っているプレイヤーは姿を見ることができない。唯一の手がかりは、画面端に載っているコースマップ図である。ここにコースの見取り図とキャラクターアイコンが常に表示されている。
例えば味方が1位スタートのとき、マップの1位をずっと目で追っていれば、その人の順位を把握することができる。1位が抜かれたか抜かれてないかを把握することは、「トゲゾー甲羅保持」をする際重要である。
勿論マップを見ながら自分のレースにも集中しないといけないので、かなりの技術を必要とする技である。
キャラクター
マリオカートwiiでは合計25種類のキャラクターから使用キャラクターを選べる。しかしキャラクター性能を考えると、ファンキーコングまたはデイジーが一番優れており、上級者はこのどちらかを使うことが多い。
しかしそうすると、上記の「順位把握」をする際、マップのアイコンが全部ファンキーコング(或いはデイジー)になるため、敵か味方か非常に判断がつきにくい。
そこであえて別のマイナーなキャラクターを使うということがある。例えばファンキーとデイジーばかりの中、味方が1人だけマリオで走っていれば、マップを見ている時もマリオ=味方ということで非常にわかりやすい。マリオが大砲ゾーンにいるときにサンダーを撃つ、といった支援がやりやすくなる。
しかし勿論相手にも順位を把握されてしまうので、諸刃の剣とも言えるかもしれない。
コース選択
マリオカートwiiでは全32コースあり、オンライン対戦ではレース前の投票によってどこのコースを走るかが決まる。交流戦においてはチャットで次にどこのコースを走るか話し合い、全員で同じコースを選ぶ。(相手も同様に選ぶので、自分達がやりたいコースが選ばれる確率は1/2である)
マリオカートwiiのコースは、「順位が入れ替わりにくいコース」と「順位が入れ替わりやすいコース」に分けられる。
従って、前のレースで上位を独占したチームは、次は「順位が入れ替わりにくいコース」を選ぶわけである。(相手は当然逆に「順位が入れ替わりやすいコース」を選んでくる)
前者の代表的なコースとして「SFCおばけぬま2」「DSヨッシーフォールズ」
後者の代表的なコースとして「64マリオサーキット」「DSピーチガーデン」 などがある。
また、前のレースで味方が4~6位のとき有利な「64クッパキャッスル」を選んだり、状況に応じて最適なコースを選ぶのが望ましい。
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関連項目
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