メイダン競馬場とは、アラブ首長国連邦のドバイ首長国の首都ドバイにある競馬場である。
概要
開場は2010年1月28日、2009年まで隣接されてたナド・アルシバ競馬場を取り壊し、その一部の用地を利用して建設された。6万人収容可能なスタンド、ホテルの併設や巨大な三菱製のオーロラビジョン設置等々で費用は日本円で1800億円と桁外れの金額が投じられている。
競馬場へは公共交通の移動手段がないのでドバイ空港からタクシーを使うのが一般的、せっかくドバイに来たのだから優雅にといったところなのだろうか?
コースは芝コースが1周2400mで最後の直線は450mで、直線のみの1200m用のシュートとワンターンでゴールできるように向こう正面に、2000m用のシュートがある。
その内側のダートコースは、芝コースにかからないように設計した1600m用のシュートがあったりするため、1周1750mとコンパクトで最後の直線は400m。
ほぼ平坦コースだがコーナーは約5%のバンクになっている。
開場当初ダート部分はオールウェザーで材質はタペタを使用していたが、2014年を最後にダートに変更されている。
変更の理由は維持費やメンテナンスの手間が思いのほかかかることや、2008年~2009年はアメリカではオールウェザーの評価は高かったものの、導入したアメリカの各地の競馬場でダート実績のない馬の好走、逆にダート実績馬の凡走が多く、一気に反発が起きてダートに回帰となっていたことから、アメリカの馬が2014年には参戦しなくなり2015年からダートになった。
メイダン競馬場は3月上旬のスーパーサタデーと、3月下旬にあるドバイミーティングの二つの期間に同時に複数のG1が行われる。
ドバイミーティングはG1が5つ行われる等大きく盛り上がる。そのなかでメインのドバイワールドカップの1着の賞金は696万米ドルと高額である。
(日本円で約9億円 2023年1月26日現在)
ちなみにメイダン競馬場では、歴代のドバイワールドカップを優勝した馬の馬像が展示されていて、その中には2011年に優勝した日本のヴィクトワールピサの馬像も並んでいる。
主なレース
- マクトゥームチャレンジラウンド3
- ジェベルハッタ
- ゴドルフィンマイル
- UAEダービー
- アルクオーツスプリント
- ドバイゴールデンシャヒーン
- ドバイターフ
- ドバイシーマクラシック
- ドバイワールドカップ
関連リンク
アラブ首長国連邦の競馬場- 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル メイダン競馬場(JAIRS)
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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