メイ・チャンとは、鋼の錬金術師に登場する人物である。
概要
アメストリスの東の大砂漠を越えた先にある国「シン」の第十七皇女である。そのため同じく王子であるリン・ヤオとは異母兄弟にあたる。弱小の少数民族であるチャン族の出身で、錬丹術師でもある。シャオメイという小さいパンダを連れている。
作中唯一の錬丹術の使い手であり、「龍脈」を読むことにより遠隔錬成を行うことができる。さらに体術の技量も高く、錬丹術と体術を駆使して合成獣の群れをいとも簡単に倒している。
リンと同じく自身の一族がかかっており、そのために大砂漠を単独で越えてきた(従者がいないのはチャン族が弱小だからである)。エドワードの噂を聞いたことで彼に会うためにセントラルへ向かう。そこで偶然スカーと出会い、なんやかんやでスカーと行動を共にするようになる。エドワード達のグラトニー捕獲作戦でエルリック兄弟がスカーを捕獲しようとしたときに登場し、石炭で煙幕を作りスカーを助けた。この時シャオメイと逸れてしまう。セントラルの地下で遂にエドワードと出会うが、想像とかけ離れていたため怒りを露わにした(エドワードは特に何もしていない)。
ノックスの自宅で治療を受けた後、スカー、ヨキ、ドクターマルコーと合流しスカーの兄が残した研究書を求め、ブリッグズへ向かう。その後、アルフォンス達と合流し一緒に研究書の解読を行う。さらにホムンクルス達の思惑の核心に迫る発言をする。そしてエンヴィーの捕獲に協力した。スカーにはシンへエンヴィーを持って帰るように言われ、一度は帰ろうとするも途中でエンヴィーに唆され、不老不死の法を求めセントラルへ向かう。
「約束の日」にはセントラルの地下へ向かうが人形兵と出遭ってしまいさらにエンヴィーの復活を許し逃げられてしまう。その後エドワード達と合流し、大総統候補達と戦う。金歯医者によってエドワード達が消えると気の流れを読むことで探し出し「お父様」と戦う。「神」を手に入れた「お父様」の攻撃をホーエンハイムと共に防ぐなどの活躍をする。アルフォンスが自分の魂とエドワードの右腕を錬成により等価交換するために錬金術の道を作ることを頼まれる。最初は断るものの最終的に協力し、エドワードの右腕の復活を成功させる。
結局、賢者の石を手に入れることはできなかったが、リンからチャン族を守ることを約束された。そしてリン達とシンへ帰って行った。
最後の写真ではエドワードやウィンリィ、アルフォンスと共に写っており、アメストリスにまた渡ってきたこととアルフォンスと付き合っていることがうかがえる。
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