ヨシヒコとは、
- 日本人の人名の一つ。
- DDTプロレスリングに所属するプロレスラー……でいいのか(?)。下記にて説明する。
- テレビドラマである『勇者ヨシヒコと魔王の城』および『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』の主人公。
2.の概要
本名は「坂井ヨシヒコ」。同じDDTに所属するマッスル坂井の弟である。
通称「地獄の墓堀人形」「魔界の人形」「オランダ・バッドアス」。また、WWEのバックヤードにてDDTのビデオを観て大絶賛していたという「カート・アングルが認めた男」でもある。
経歴
DDTには2006年に加入するも、体がしぼむという奇病に冒され途中離脱。
2009年、男色ディーノをパートナーとして復帰、当初は「地獄の墓堀人形」。だが、アントーニオ本多・PIZZAみちのく(TAKAみちのく)とのタッグマッチで頭部に大怪我をして、一時戦線離脱。だが、その試合に「魔界の人形」として復活。グレート・ムタのお株を奪う高速のムーンサルトと毒霧で勝利に貢献した。
同年4月に行われた新木場でディーノのセコンドとして参加した試合で、対戦相手の飯伏幸太との間に因縁が発生。ディーノをタッグパートナーに飯伏&ケニー・オメガ組とKO-Dタッグ王座を掛けて戦う。この試合にてまた大怪我を追い、一時戦線離脱するも「オランダ・バッドアス」として復活。だが、健闘むなしく王者組のゴールデン・シャワー(二人同時のファイヤーバード・スプラッシュ)に敗れる。
その後、矢郷さんこと矢郷良明からアイアンマン・ヘビーメタル王座を奪取。両国ピーターパンにて王座をかけて戦うこととなったが、試合序盤に大鷲透にあっさり場外へ投げ捨てられ王座陥落。だが、試合終盤に大銀杏にまわし姿という力士の姿をした「相撲ヨシヒコ」として復活。またも大鷲に投げ飛ばされ失格となるも、大鷲のマイクアピール中に乱入しウラカン・ラナでピンフォールを奪うことに成功。見事、王座に返り咲いた。
同年10月25日、飯伏の持つKO-D無差別級王座とアイアンマン・ヘビーメタル王座のダブルタイトルマッチを行うも、飯伏のフェニックス・スプラッシュに敗れタイトルを失う。が、直後に首固めでピンフォールを奪い、ヘビーメタル王座の奪還に成功した。
2010年に入ると、5月にケニー・オメガとの『億千万の異次元対決』が実現。残虐超人スタイルでの攻めを見せたケニーに顔面をはぎ取られ、素顔を露わにするほどの激戦を繰り広げた。
そして2010年7月にパーソナルDVDが発売され、デビュー戦から王座挑戦までの試合を収録したのが
DDTのオンラインショップで買うことができる。映像特典に鈴木健によるヨシヒコへの単独インタビューも収録されており、普段あまり喋らないヨシヒコへのインタビューは非常にシュールなものとなっている。
最近では2010年度のキャンプ場プロレスやユニオンプロレス、さらにはK-DOJOにも参戦。飯伏とのタッグでWEWハードコアタッグ王座への挑戦を行うという。
もう一つの概要
ヨシヒコの正体はダッチワイフ。故にキャッチコピーが「~人形」「オランダ~」となっている(ダッチは英語で「オランダの~」の意味)。
人形であるために動くことは出来ない。そのため、対戦相手にはとてつもないプロレス脳を求めることになる。実際、TAKAみちのく選手はヨシヒコ選手にクラッチをさせる際に背中向きに肩関節が逆になった状態でクラッチさせるというミスを犯している(実況では「ルーズジョイント」「脇固め系が効かない」とフォロー)。だが、プロレスラーのスキルにより、人形と戦っていると思えない熱い試合を見せ、観客も次第に人形であることを忘れるという。
特技は人形であることにより、常人には出来ない空中殺法を見せることが出来ること。場外への高々と舞い上がる「6次元殺法」のプランチャー、(ディーノが投げつけることによる)超高速のムーンサルトプレスなどで観客を沸かせている。
ただし、空気で膨らませる人形であるが故に壊れやすいのも欠点。攻撃で頭を潰されたり、相手選手によって場外へと投げ飛ばされたときに、会場の階段や椅子に引っかかって損傷することもしばしば。KO-Dタッグ選手権ではオランダ・バッドアスで復活するも片腕が取れ、内蔵の風船が飛び出す(村田アナいわく「放送できない状態」)というボロボロ状態になった。
ちなみに、体重は空気を含めて約500グラムであるが、リングコールでは何故か2パウンド(約900グラム)となっている。
関連リンク
関連項目
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