ランチャー(第6次聖杯戦争)とは、第6次聖杯戦争に現れた最強のサーヴァントである
概要
事の発端は「Fate/staynight」を元に作られた動画シリーズ『第6次聖杯戦争』に始まる。
第6次聖杯戦争において八神はやてをマスターにサーヴァント(英霊)として召喚されたアーチャーこと高町なのは。
原典で、魔砲少女として知られる彼女がアーチャーという設定で登場したことに対して視聴者の間では「それアーチャーやない!」「むしろランチャーじゃね?」等とコメントされたのを皮切りに半ば暗黙の了解で公式化された。
その影響もあってか、「Fate/zeroCMパロ」を始めとしたサーヴァント差し替え動画で火力(砲撃)重視のキャラクターをサーヴァントとして登場された場合もこのクラスを指すようになった。
関連動画
……とここまでは二次創作の話だったのだが
2013年春にTYPE-MOONから発売されたPSP専用ソフト『Fate/EXTRA CCC』にて、なんとなんと「ランチャー」のクラスのサーヴァントが登場している。まさか本家で「ランチャー」のクラスが出てくるとは夢にも思わなかった人が多いのではないだろうか。
上の動画で紹介されているのが噂のその人。
ランチャーのサーヴァントとして登場するは、インド叙事録「マハーバーラタ」における大英雄カルナ。
彼の持つ奥義『梵天よ、地を覆え』によって放たれた眼力は、質量を持ったビームの如く敵を穿つ。
圧倒的火力で仇なす者を粉砕するその姿は、文句なしにランチャーのクラスに相応しい英霊と言えるだろう。
……とここまで書くと本当にランチャーのクラスなのかと驚く人もいるかもしれないが、実際の所ちゃんと事情がある。
カルナのマスターであるジナコ=カリギリが、作中において『梵天よ、地を覆え』で目からビームを放つカルナを見て言った台詞が元。(以下作中の台詞を抜粋)
「フヒッ、圧倒的、ひたすら圧倒的ッ……!この強さ、カルナさんはもはやランサーなんて地味なクラスじゃないッス。
目からビームも出すし―――そう、ボクのサーヴァントは特別製!ビームの英霊、ランチャーッス!」(原文ママ)
そう、つまりノリで新クラスをぶち立てたに過ぎないのである。
いいのかそれで、と思う人もいるかもしれないがそこは全てをそれも在りと認めてしまう施しの英雄カルナさん。
マスターの気まぐれにも真面目に従ってわざわざクラス名を「ランチャー」に変更してくれるのである。サーヴァント情報がまとめてある「情報マトリクス」にもランチャーで表記されているのが実に律義である。
なんともネタ臭が漂うネーミングだが、事実として目からビームは中々強力で油断してると軽く死ねるので注意。また最終宝具の『日輪よ、死に随え』でも大爆発を引き起こす光線を放つこともあり、意外とランチャーらしい動きをする。火力重視という点でも上記のそれと共通点が見られる。
関連項目
- 1
- 0pt


