ワギャンランド2とは、1990年12月14日に発売されたファミコン用ソフトである。2015年11月11日にWii Uのバーチャルコンソールで配信された。
ワギャンランドの続編で、前作の主人公ワギャンの息子「ワギャンⅡ世」を使用するゲーム。
概要
ワギャンランドを純粋にパワーアップさせたようなゲーム。今作のワギャンは息子というだけあっていろいろ新しい攻撃やアクションを身につけたり、新しいアイテムが追加されていたりなど、これまで以上にプレイがしやすくなっている。
そのため、前作では無敵発動か最終局面の強化アイテムでしか倒せなかった敵が普通に倒せる局面が多くなった。
ステージの難易度も結構パワーアップしており、途中で入手出来る強化アイテムを使用すればわりと楽に攻略できるが、これをあえて拒否することも出来、拒否ると難易度がグンとアップする。
このシリーズで登場したラストステージ・ラスボスのBGMの評価はかなり高く、スーパーワギャンランドやDSのちびっこワギャンの大きな冒険でも採用されている。スーパーワギャンランドには多くのBGMがアレンジ流用された。
この作品で採用された要素は、巡り巡って再起用されたりしている。この作品に限ればそういった要素は好意的に受け入れられているが、後の作品においては否定的に捉えられていることが多い。
ミニゲームには既存のゲームを流用した音神経衰弱とパネルじゃんけんが追加され、新しく数さがしが追加された。音神経衰弱は名前そのまんま、パネルじゃんけんはパネルをめくってじゃんけんをするゲーム。数さがしは指定された数字を探していくゲーム。
前半2つのミニゲームは後のシリーズには受け継がれなかったが、数さがしは数字さがしと名を変えて続投した。
新要素
マップ上のアイテム
- ミニワギャコプター
落下速度をやんわりと軽減する。ワギャンパラダイスの微対空の先祖。 - ミニスーパーワギャナイザー
音波砲をチャージすることによって、一時的にスーパーワギャナイザーの効果(敵を撃破)を得られる。DSのワギャンでもこのチャージ要素は復活した。 - 透明薬
一定時間透明になって敵の攻撃を受けなくなる。
途中で手に入る強化アイテム
一部を除いて入手後は基本ずっと使えるもの。
- たまごヘルメット
敵を頭突きで倒せるようになるアイテム。また、1回食らってもミスにならなくなる。これの持ち主は物凄く嬉しそうにワギャンへと渡してくれるのだが、音波砲が使えなくなるので正直あんまりいらないアイテム。また、ワープに入ったり、後にとあるステージのボスと出会うとその時点で強制的に破壊されてしまったりと、なんだか悲しい存在である。DSワギャンでは通常のアイテム「カラメット」として復活した。こちらは頭突きは出来ないが音波砲は撃てる。 - スーパーワギャナイザー
お馴染みの音波砲が殺戮兵器になる最強アイテム。これを断ると一気に難易度があがる。ただしワギャンの天敵と言える鉄球だけは吹っ飛ばせないので注意。 - タイムストッパー
その名の通り、時間を止めるアイテム。時を止めるというと強いイメージがあるが、このゲームではやや微妙。 - ワギャコプター
ワープルートでタイムストッパーの代わりに手に入るアイテム。飛行能力を得ることが出来、攻略が大変楽になる。ちなみにワギャンⅡ世は元々これを持っているのだが、冒頭で電池が切れて使えなくなったという設定になっている。
関連動画
プレイ動画
TAS・RTA
BGM
関連商品
関連項目
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