雑誌「チャンピオンRED」に連載したのち「週刊少年チャンピオン」に移籍、タイトルが『不安の種+』に改められた。その後「チャンピオンRED」移籍し『不安の種*』として連載中。
概要
ジャンルはホラーにあたり、少年誌に連載された作品としては珍しい。一話完結型、10ページに満たない短い話の中で読者の恐怖を掻き立てる作風が特徴。
一般人の主人公(毎回異なる)が何気ない日常の中で幽霊とも妖怪ともつかない怪異に出会ってしまう、というのが基本的なストーリー。
その短さゆえか出現する怪奇的な存在には常に印象的なビジュアルが与えられており、その強烈さによって読者に恐怖を与えることが多い。
そして、その短さゆえか描かれる怪異の多くには名前もなく、正体を明らかにする説明もない。また、日常を舞台としていること、作品に実在の地名が付されることによって、描かれた怪異は読者にとっていわば地続きのものとなる。結果、怪異は納得のいく解決を得ないまま読者の現実に放り出され、二次的な恐怖を生むことになる。
すなわち、ふりむくとそこに漫画で見た「あれ」がいるのではないか、向こうから歩いてくる人は「あれ」なのではないか、この角を曲がったところに「あれ」がたたずんでいるのではないか――そんな『不安の種』を読者に植え付けるのである。
ところで今、君の後ろに立って一緒にディスプレイを眺めてるのは誰?
映画
本作品を映画化した映画「不安の種」が2013年7月20日に公開された。PG12指定で、配給は是空。
関連動画
関連生放送
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
- 10
- 0pt