中華民国暦(ちゅうかみんこくれき / 中国語繁体字:中華民國曆)とは、中華民国が成立した1912年を紀元とする紀年法である。
概要
孫文が中華民国の臨時大総統に就任した1912年1月1日を元年として数える。現在では台湾にて西暦・旧暦と共に使用されており、公文書や食品の賞味期限などでは中華民国暦がよく用いられている。別名「民国紀元(みんこくきげん / 中国語繁体字:民國紀元, 民國紀年)」、略して「民国」ともいう。因みに日本の元号「大正」と、北朝鮮の主体紀元[1](金日成生誕紀元)も同じく1912年を元年としている。
各年は「中華民国〇年」「民国〇年」、英文略称では「R.O.C.」と表記される。西暦年から1911を引くだけで中華民国暦を表記できる。例として、1964年東京五輪の開会式実施日は「中華民国52年10月10日(R.O.C52-10-10)」と表記される。また1911年より前を表記する際は「民前〇年」と表記する。
民主進歩党などの台湾独立支持者・反国民党の者からは当然これをよく思っておらず、「外来政権である中国国民党政権が中国から持ち込んだ」と主張している。
因みに2025年は中華民国114年である。つまり、5月14日は……!?
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関連項目
脚注
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