兄弟PとはVOCALOID初音ミクや鏡音リンを使用してオリジナル曲を発表する制作者の一人である。
自分で歌う場合は「タナカ(歌い手)」を名乗る。
概要
投稿者名はulysses(ゆりしず)。ピアプロでも同じ。
『星の子守唄』からエンブレムを使用するようになった。頭文字のUとアコギと白猫の組み合わせ。ぢょんPのトレードマークである黒猫と対にするつもりなのかどうかは不明。
最新の曲とマイリス
ソロCDを作った骨盤PとGonGossさんの支援動画も作成している。
命名の由来
視聴者に対して「兄弟」と呼びかけることから、最初は「兄弟の人」と呼ばれていた。
ボーカロイドを扱う人をプロデューサーと呼ぶ頃になって「兄弟P」と呼ばれるようになった。
「タナカ(歌い手)」の由来は以下を参照の事。
別に本名はタナカじゃ無いのに、先輩のかーちゃんに「あんなやつタナカでいい」って言われたので襲名しましたタナカです。(「Errandを歌ってみた」投稿者コメントより)
楽曲の特徴
曲数は極端に少なく再生数も殿堂入りはないが、聞いた人の印象に強く残る理由はミクの歌声が他のPと比べて独特なことがあげられる。(調教については後述)
歌詞は暗喩を多く用いる為、抽象的になり、一回聞いただけだけで分かりづらいが、何度も聞いてイメージを膨らませることができる。
曲調はアコギやピアノを用いたスローなバラードやミディアムテンポのポップな曲が主流である。
曲を修正した場合に、修正前の動画タイトルに「成長記録」と付ける。
これは兄弟Pにとってミクが手間はかかるが愛おしい娘のような存在なのだと推測できる。
ミクの調教
兄弟Pにとっての調教は、ミクをより柔らかく心振るわせる声で歌わせるように調整することのように思える。
本人が調教無しという『モノリス』
この曲でミクの声はきちんと繋がって十分聞き取りやすい。この声なら大抵の人が調教済みと考えるレベルではなかろうか。
1曲目である『Machine Meiden(マシーンメイデン)』の変遷を見ると分かりやすい。
1回目(初投稿) 声が途切れて辿々しいながら、この時点で独特な声の揺らぎが聞き取れる。
3回目 完成直前で迷いが出たのか、少し変えたバージョンで視聴者の好みを再度問う。
完成度は高く聞き取りやすいが、それまでの声の揺らぎがなく、聞いた皆からは前の方がよいという感想が多い。
nawoさんとのコラボ
『マシーンメイデン』完成後、曲にマッチするミクのイラストを探していた兄弟Pはピアプロでnawoさんの絵を見つけて、コメントで使用許可をもらい、『風切羽』に使用した。
発表後、119さんから提供されたイラストで完成版を創ったが、後半部にはnawoさんのイラストを使用した。
兄弟P曰く「nawoさんは俺の嫁だかんな」。
これ以降、兄弟Pの曲はnawoさんからイラストを提供してもらっている。
カバー曲
アニメ「まほろまてぃっく」の曲をミクに歌わせた動画を発表したが、現在は削除されている。
理由は不明。
ロイツマ
『マシーンメイデン』や「歌ってみた」の冒頭でロイツマを流して笑いをとっているが、これは照れ隠しともとれる。
関連項目
- 1
- 0pt