俺の嫁とは、妻帯している男性が自分の配偶者を指す呼称の一つである。
これが転じて、ネット上やオタクの間では「お気に入りの二次元キャラ」に対して使われる。 現実世界で使うと痛い目で見られるので注意。
日本では一夫一婦制が浸透しているため、複数のキャラに「俺の嫁」とコメントするのはタブーとされている。本来は好きなキャラ1人だけに使うのが望ましい。ただし、複数の嫁を公言する外道もいる。
ニコニコ動画など匿名性の高いサイトでは、上記の制約を気にせずにコメントできるためか、動画中にキャラが登場したとたんに「○○は俺の嫁」というコメントが多数流れる。このコメントを受けて他の視聴者が「バカ俺の嫁だ」と返答するなど、視聴者同士で嫁を奪い合う醜い嫁戦争に発展することもある。「○○は俺の嫁」というコメント、また上記のような応酬を見て気分を害する人達もいることを忘れてはいけない。
なお、"俺"の"嫁"とはいうものの、先述のネット上などでは対象が男性キャラクターはおろか非生物である場合もあり、更には発言者が男性ではなく女性の場合もある。
ちなみに長門は俺の嫁。
日本国外では
海外のオタクにも、キャラクターに対して「俺の嫁」と主張することは日本発の文化として伝播している。4chなどの海外のオタが集まる掲示板で「Fluttershy is Mai Waifu」(訳:「フラッターシャイは俺の嫁」。my wifeではなく敢えて日本語風にmai waifuと表記されている)、等の書き込みが見られることもある。
これは「俺の嫁」から直訳したというだけでなく、「あずまんが大王」のキャラクター「木村先生」の台詞「マイワイフ」の影響ではないかとの考察もある。確かに同作が2000年代前半というインターネット文化が急速に発展した時期に放映され、海かつ外の日本アニメファンの間でも人気作であったことを勘案すると、少なくとも多少の影響は否定できなさそうだ。なおキャラクターが男性の場合「husbando」(husbandの日本語風)と言われるが、この場合言う側の性別は関係ないらしい。
「俺の嫁」とされるキャラクターの設定上の誕生日に、そのキャラクターを大写しにした画面の前で二人分の飯やケーキを食ってその写真をアップロードしたりという行動も日本のオタクと同様である。
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関連コミュニティ
関連項目
- 長門は俺の嫁
- 初音ミクは俺の嫁
- ブルーアイズは俺の嫁
- バサルたんは俺の嫁
- かごめは俺の嫁シリーズ
- お前の嫁
- お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
- ニコニコ静画「嫁宣言」スレ
- 結婚
- She is my wife
- わろす・・・
- 俺の嫁~あなただけの花嫁~
- アイスペ
- 木村先生
- ガチ恋
- ドーターマミーワイフ
関連サイト
- 二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい
- オンライン署名サイト「署名TV」
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