加東景(かとう けい)とは、ライトノベル『マリア様がみてる』及びそれを原作とするアニメの登場人物である。
概要
第11巻「パラソルをさして」から登場。リリアン女子大学の1年生。黒縁眼鏡を掛けており、武嶋蔦子に続いてマリみてでは貴重な眼鏡っ娘である。原作では「長いワンレングス」「肩まであるストレートヘアー」とあるが、簡単に言えば某シンガーソングライターのような外見を連想すればよいだろう。
幼い頃に母親を亡くしており、病に倒れた父を看病してくれた女性がその再婚相手となったのを機に、リリアンOGである老婦人・池上弓子の家に下宿している。大学の授業で佐藤聖が自分の名と間違えたことから、聖に懐かれてしまう。まださほど親しくしていなかった時に、レイニーブルーで絶望のどん底にたたき落とされた福沢祐巳を聖が助けたことから、成り行きで聖と祐巳を下宿先に招く。心身ともにボロボロになっていた祐巳をケアしたことがきっかけで聖や祐巳と親しくなり、大家の弓子と共に、祐巳が小笠原祥子と和解するきっかけを作る。その後、すっかり聖とは腐れ縁になり、一緒にイタリアへ旅行する仲までに進展した。
一連のエピソードでは、頼れる大人のお姉さんキャラとして、祐巳だけでなく読者の心も癒やした。祐巳の服を乾かした時の「いいのやらせて・・・、むしろやりたい」は、意味深な雰囲気からファンの間では有名な台詞である(この直前には、祐巳の貴重なシャワーシーンも拝める)。「パラソルをさして」以降はあまり出てこないが、時折姿を見せており、後に聖を介して鳥居江利子とも知り合うようになる(但し、聖の本妻である水野蓉子とはまだ会ってない様子)。
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関連項目
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