卓とは、以下のことを表す。
人名
東アジアの人名である。
- 眉村卓(たく) - 日本のSF作家
- 江川卓(たく、1927年 - 2001年) - 日本のロシア文学者
- 江川卓(すぐる) - 日本の野球選手(投手)、野球解説者
- 佐藤卓(たく) - 日本のグラフィックデザイナー
- 平岡卓(たく) - 日本のスノーボーダー
- 三木卓(たく) - 日本の小説家
- 董卓(? - 192年) - 中国の後漢末の武将・政治家
- 卓茂(? - 28年) - 中国の前漢末から後漢初期にかけての政治家
- 卓文萱(ジニー・チュオ) - 台湾の歌手
架空のキャラクター
漢字として
- 意味
- 高い、すぐれた、抜きんでた、立てる、テーブル。
- 〔説文解字〕の本字は㔬で〔説文・巻八〕には「高なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 〔説文〕は早+匕の会意としているが、「早匕を㔬と為し、匕卪を卬と為す。皆な同義なり」とだけあって、なぜ早+匕なのかについて記載がない。ほかに早を声符とする形声説、大きな匙の象形説などがある。
- 音訓
- 音読みは、タク(漢音、呉音)。訓読みは、たかい、すぐれる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 卓を声符とする漢字には、倬、婥、悼、掉、淖、逴、棹、焯、罩、綽、踔、趠、𩷹、𥢔、繛などがある。
- 語彙
- 卓越・卓球・卓見・卓効・卓子・卓説・卓絶・卓卓・卓抜・卓袱・卓立
異体字
- 㔬は、〔説文〕が本字とする異体字。
- 𠤚は、〔集韻〕に「古、𠤚と作す」とある異体字。
- 𠤟は、〔字彙補〕に「古文卓字」とある異体字。
- 𠤞は、〔康煕字典〕に〔玉篇〕を引いて「古文」とある異体字。
- 𢂦は、〔説文〕に「古文㔬」とある異体字。
- 𢂚は、〔字彙補〕に「古文卓字。〔説文長箋〕に見ゆ」とある異体字。
- 桌は、〔広韻〕に「古文」とある異体字。主にテーブルの意味で使う。〔正字通〕に「俗に几案を呼びて桌と曰ふ」とある。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
桌
- Unicode
- U+684C
- JIS X 0213
- 2-14-66
- JIS X 0212
- 35-59
- 部首
- 木部
- 画数
- 10画
関連項目
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