『緋色の欠片』(ひいろのかけら)とは、アイディアファクトリーから発売されている恋愛アドベンチャーゲームである。
初作は2006年7月6日発売であり、後にシリーズ化され、現在は全部で5作品が展開されている。
概要
両親の海外転勤を機に、祖母の暮らす母の実家・季封村へと引っ越してきた主人公・春日珠紀(名前変更可)。そこで彼女は先祖代々続く『玉依姫』の使命として、季封村に封印されている世界を破滅に導く刀『鬼斬丸』を管理し守り続けなければならないことを知らされる。自身を玉依姫として身を挺してでも守ってくれる守護五家の人物達と交流を深めていきながら、鬼斬丸の力を狙う謎の集団『ロゴス』と敵対していく和風ファンタジー。
粗削りな部分も多少はあるが、美麗な絵と独特な世界観、先の読めないストーリー展開で多くのファンを獲得。オトメイトのヒット作となった。
初作は上記のストーリーで進むが、基本的にはシリーズごとに違う展開で話が進むので、3以外はどれから始めても大きな問題はない。3のみ初作の続編的位置づけとなっている。
主なシリーズ作
- 緋色の欠片 (2006年7月6日発売)
記念すべき初作。オトメイトのヒット作となる。
- 翡翠の雫 緋色の欠片2 (2007年8月9日発売)
一作目から舞台や登場人物が一新されている。
- 蒼黒の楔 緋色の欠片3 (2008年8月7日発売)
一作目の続編だが、ファンディスク等ではなくifの物語となっている。
-
ヒイロノカケラ 新玉依姫伝承 (2009年10月1日発売)
舞台を近未来へと変えた別の物語。登場人物は違うが、声優陣は初作と同じ。
- 白華の檻 緋色の欠片4 (2012年9月20日発売)
一作目より1000年前の物語。
アニメ
2011年
- 12月16日、アニメ版「緋色の欠片」公式Twitterアカウントが開設された。
→ 緋色の欠片 アニメ (hiiro_anime) Twitter - 12月20日、ニコニコ生放送にて、「アニメ「緋色の欠片」~紅陵学院放送室~@ニコニコ生放送」が放送された。
2012年
- 4月~6月期、TOKYO MX、札幌テレビ、読売テレビ、福岡放送、中京テレビ、キッズステーションで放送。
ニコニコ生放送、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネルで配信。 - テレ玉での放映も予定されていたが、なぜか3ヶ月後に先延ばしとなり、
かわりに「山ねずみロッキーチャック」が放送された。 - 7月25日、「ニコニコアニメスペシャル」の一環として一挙放送された。
- 10月~12月期、「緋色の欠片 第二章」の名前で分割2クール目が放送された。
ニコニコチャンネルは1クール目のものと同じ。
登場人物
- 春日珠紀
(かすが たまき) - 声:三宅麻理恵
- 鬼崎拓磨(おにざき たくま) - 声:杉田智和
- 鴉取真弘(あとり まひろ) - 声:岡野浩介
- 狐邑祐一(こむら ゆういち) - 声:浪川大輔
- 大蛇卓(おおみ すぐる) - 声:平川大輔
- 犬戒慎司(いぬかい しんじ) - 声:下和田ヒロキ
- 狗谷遼(くたに りょう) - 声:野宮一範
- アリア・ローゼンブルグ - 声:磯村知美
- フィーア - 声:大原さやか
- 言蔵美鶴
(ことくら みつる) - 声:藍川千尋
- 宇賀谷静紀(うがや しずき) - 声:久保田民絵
- おーちゃん - 声:山口立花子
- アイン - 声:安元洋貴
- ツヴァイ - 声:川原慶久
- ドライ - 声:上田燿司
- 芦屋正隆(あしや まさたか) - 声:永野善一
- 多家良清乃(たから きよの) - 声:三森すずこ
関連生放送
関連動画
関連チャンネル
関連商品
関連項目
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