名無しさん、潰れちゃいな!単語

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名無しさん、潰れちゃいな!とは、アニメ「遊戯王ZEXAL」で登場した台詞である。

僕はニコニコ大百科の記事から、概要を奪う

遊戯王ZEXAL54話「トロン VS ドロワ　死蝶の誘い！命懸けのジャングルフィールド」にて、トロンが発した台詞。
ドロワがデュエル前にデュエル・コースターステージで蓄えたライフポイントにものをいわせてマジックカードでトロンに対し包囲網をこれでもかと展開、トロンを追い詰めたように見えたが、トロンはなんと墓地に存在するカードを使ってエクシーズ召喚を行い「No.8 紋章王ゲノム・ヘリター」を召喚。
その後、「たとえナンバーズを召喚されようとも、このコンボが崩せるものか」と意気込むドロワに対して永続魔法カードを盾にモンスターで攻撃、しようとするがトロンは残りライフが僅かにも関わらず余裕綽々の態度を崩さないまま、ゲノム・ヘリターのモンスター効果を発動。その際の台詞がコレである。

「僕はキミのモンスターから、名前を奪う・・・！」

「どういうこと・・・！？」

「名前を奪ったんだよ、見てごらん・・・？　僕の『ゲノム・ヘリター』の名前は、『フォトン・バタフライ・アサシン』になった。逆にキミのモンスターは名前が無くなった・・・　
アサシンじゃないんだったら、どうなるか・・・！　フフフ・・・　フハハハハ・・・！」

「そ、そんな・・・！！」

「さあ！永続魔法『アサシン・ゲート』の効果を発動してあげるよ！アサシンと名の付くモンスター以外のモンスターが攻撃した時、攻撃を無効にして破壊する！名無しさん、潰れちゃいな！」

（旧名『フォトン・バタフライ・アサシン』を破壊される）　「私のコンボが、崩された・・・！？」

ドロワが構築したコンボを逆利用されたことによって形成は逆転していき、劣勢に陥ったドロワはカイトへの想いを拠り所に必死に抵抗を続けるが、遊馬の叱咤激励も空しくトロンの未知数の力には敵わず敗れてしまう。

さらにトロンはドロワに対して、相手のモンスターの名前のみならず超能力（紋章の力？）を行使してドロワの記憶（＝カイトへの愛）を奪うという暴挙に出る。ⅣのファンサービスやⅢの暴走にはさほど反応しなかった視聴者も、この展開には驚きや恐怖を覚えたのではないだろうか。トロン一家の大ボスだけに、風格やえげつなさもⅣ達とは別格であった。
そして同放送回の終わりで、ついでにアストラルと遊馬からも記憶も奪った。「で、お前誰だっけ？」

ネット上やニコニコでも掲示板などで「名無しさん（名無しさん@お腹いっぱい。）」「ななしのよっしん」などといった名前が広く定着しているだけに、この台詞は瞬く間に視聴者やファンの間で話題となった。
いずれ遊戯王関連の掲示板でも「名無しさん @潰れちゃいな！」などというHNを見かける日が来るかもしれない。来ないかもしれないが。
ついでに言うと、「でも僕は愛に勝つ！」「虫が良すぎるんだよ！蝶だけに」「フフフ・・・　ターン（エンド）は？」
などなど、これ以外にもこの放送回だけでトロンが発した印象的な台詞は数多く、今後もこの「名無しさん～」と合わせてネット上やデュエリストの間で定着するだろうか。