名無しのアイルーとは、津軽野ユンボ氏による『モンスターハンターポータブル 2nd G』の二次創作漫画である。
概要ニャ
仲間に群れから追い出され、森の中で行き倒れていたメラルー。
とある村のハンターの自宅にて目覚めた彼は、困惑しながらもハンターとキッチンアイルー達に事のあらましを説明し、行くあてがないことを告げる。キッチンアイルー達に「ナナシ」と名づけられたメラルーは、雇うことを許可してくれた主人への恩を返すため働くことになったのだった。
ニコニコ動画にはBGMがついた動画が全7話で投稿されている。
第1話は2010年10月17日に投稿され、 同年12月28日に最終話が投稿された(のちに最終話のみ削除されている)。
主人公はハンターではなくアイルーで、ストーリーの殆どもアイルー視点ですすめられる。
作者は現在「ユンボ」名義で活動しており、ニコニコ漫画にはPixivで出していた、『名無しのアイルー』同人誌バージョン(上下巻)、後日談を描いた『名無しのアイルー その後の話』、旦那や奥様の若いころの前日譚と思われる『レイアの話』などの作品を投稿している。
登場人物ニャ
- ■ナナシ
- "アイルー"として雇われた主人公のメラルー。
- いつも仲間のメラルー達の足を引っぱっており、それに加えて盗んだアイテムをハンターに返してしまったため、メラルーらしくないと言われて群れから追い出されてしまう。その後、行き倒れていたところをハンターに助けられ、雇われる事になった。
- 当初は仕事ができずキッチンで雑用をこなす。しかしドジで失敗こそ多いもののまじめで誠実な仕事ぶりは評価されていた。ちなみに、歌が得意で歌唱力に自信があるらしいが、なぜか中島みゆきの歌しか知らない様子。
- ■ハンター (旦那)
- ナナシの命の恩人。アイルー達からの呼び名は「旦那」「ご主人様」などだが、本名は知られていない。
寡黙を通り越した極端な無口だが、必要最小限のコミュニケーションで一部の者と意思疎通ができる。 b - 狩猟笛一筋のカリピスト。若い頃はどんな狩猟でも一人でこなし、並び立つ者のいない凄腕ハンターとして知られていたが、年老いてからは第一線を退いて、若手の育成に力をいれている。
- 『その後の話』において、実はアイルーたちの誰も旦那の本名を知らず、村長からはもともと彼の名前自体が存在しなかったことが明かされた(つまり旦那自身もまた名無しだったということである)。
- ■オスカー
- キッチンアイルーの料理長。見かけによらずかなりの老猫だが、落ち着いた性格でアイルーたちを良くまとめていた。主人とある程度の(はたから見るとテレパシーレベルの)意思疎通がとれる。村長によると「旦那のことを詳しく知っているのは自分とオスカーぐらいだった」とのこと。
- 『その後の話』では死亡しており、遺言によりポッケ村に埋葬された。料理チーム解散後はアイルー村にいたようだが、晩年は昼寝ばかりしていたため、仲間のアイルーたちも死んでいることにすぐには気づかなかったという。
- ■ランマル
- キッチンアイルーの副料理長。
- まじめな性格で妥協を許さずナナシにも厳しい態度をとっていた。
しかし、認めるところは認め、ナナシを最後まで気にかけてもいた。要はツンデレ。 - ■ホリー
- タレ目が特徴だけどタレ目っていうとキレるらしい。
穀物の食材が得意でおにぎりを握るのが超早い。 - ■アップル
- 特徴が無いのが特徴という、割といい加減なキャラ設定のアイルー。
DSILLはいらないとのこと。 - ■トム
- 鍋担当のおなべ。
ゲームが好き。 - ■奥様
- 旦那の奥さんとして紹介された女性。本編時点では故人。
のちに投稿された『レイアの話』では、若い頃の旦那と思われる男と交流している女性ハンターが主人公として登場しており、このハンターが奥様ではないかと思われる。 - ■息子
- 旦那の息子として紹介された人物。本編時点では故人。
現状作中では登場していない。
特記事項ニャ
- グラビモス
- 火山地帯にのみ生息する飛竜。通称"鎧竜"。
最近になって、複数の討伐隊により大量に討伐されだした。 - ナルガクルガ
- 迅竜とも呼ばれる、樹海を生息地とする飛竜。
最近になって、複数の討伐隊により大量に討伐されだした。 - ウカムルバス
- 崩竜とも呼ばれる雪山最奥に棲む飛竜種。
最近になって、複数の討伐隊により絶滅の危機に瀕するほど大量に討伐されだした。
捕獲できないし仕方ないね。
関連動画ニャ
関連漫画ニャ
■本編ニャ
■その後の話ニャ
■前日譚(?)ニャ
関連リンクニャ
関連項目ニャ
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