名越康文とは、1960年6月21日生まれの精神科医、映画評論家、作家である。出身は奈良県。妻はラジオパーソナリティやアロマセラピストをしている金子奈緒。
概要
野口晴哉の研究成果に自身の臨床経験から得た心理学的な要素を加味して10分類に再編成した体癖論で知られる。
中学の頃に受けたいじめが原因で中高生の頃は学校が大嫌いだった。大学も医学部に進学したはいいものの特に医者になりたかったわけでもないためやる気が出ず、2回留年を経験。そんな、半ばうつ状態だった名越を見かねた友人の勧めで野田俊作のオープンカウンセリングに参加し、そこで暗い顔をしていた女の子が笑顔を取り戻していく姿に感銘を受けたことがキッカケで精神科医になる事を決意。精神科医局や精神病院での勤務を経験し、今現在も引き続き臨床に携わる一方で、豊富な知識や現場経験を武器にテレビのコメンテーターや講演会、映画評論、漫画の解説、ゲーム実況など、幅広い場で活動している。
ニコニコではゲームさんぽから精神科医の視点からゲームを分析する動画がアップロードされており、人気を博している。齢のせいか解説に専念するためか、ゲームプレイ自体は他者に任せることが多い。
多数の書籍を上梓し続けているが、名越自身は小学生の頃から教育熱心な親に大作家の本を読ませられてきたことの反発から本嫌いとなり、10代から20代の頃は全く読書をしなくなった。しかし、様々な教養人と話をするうちに知識をつけるには読書家になることが必要不可欠だと痛感し、30代から再び本の虫となった。特に空海の原著はいつもカバンに忍ばせている。
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関連項目
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