囚人公とは、物語が囚われの身からのスタートだったり、しばしば牢獄へブチ込まれたりする主人公の事である。いわずもがな「囚人」と「主人公」をかけた言葉。
『戦勇。』の天丼ネタであり、特に主人公であるアルバ(戦勇。)のことを指す言葉として用いられている。なお、主人公の座を次代に渡した『戦勇。第三章』でも引き続き読者から囚人公と呼ばれている。
概要
「犯罪者とか囚人からのスタートは、RPGのような冒険物では定番の始まり方」(本記事掲示板>>24)であり、人それぞれにこの言葉を目にして思い浮かべるキャラクターがいることだろう。
中でもアルバが「囚人公」と読者から呼ばれるようになったのは、『戦勇。第一章』で「投獄→釈放→投獄→脱獄→投獄→脱獄→投獄」と、頻繁に囚人になった為。作中ではアルバ以外も囚人経験があり、ヤヌアに至っては回想シーンを除くと終始囚人服であるが、アルバだけがネタにされるのはやはり頻度だろうか。最後の投獄は第一章全体のオチであり、最終回のサブタイトルが「勇者、帰還する」だったことも決定打であったと推測される。そしてその後は作者からも囚人服はアルバの私服扱いされる始末。
第三章では主人公ではないし、魔界で檻付きの洞窟に住んでいるものの、その洞窟から自分の意志で出ているので囚人なのかどうかも少々疑わしいが、特に着る必要のないはずの囚人服を着ているからか、相変わらず読者視聴者から囚人公と呼ばれている。もはや「囚人」の「主人公」ではなく、「囚人服」の「公」と考えた方がいいのかもしれない。ただし魔界に追放されたと考えれば、魔界全体が牢獄とも考えられる。なお第三章の最後で、主人公の座だけでなく囚人公の座も次代に渡した。
補足
専ら戦勇。で使われているタグであるが、言葉そのものの汎用性からか戦勇。と関係ない作品で使われたり、戦勇。を知らずとも牢屋にとっ捕まったキャラクターがこう呼ばれたりすることもある。
ただ、ルパン三世のように職業柄牢屋に入れられることが自然であったり、ゴルゴ13のように囚人として仕事をする機会が多いキャラ等はあまり呼称されないようである。特にこれ絶対という条件がある訳ではないが、囚われることによるピンチ、異質性が無いと個性としては弱く思われてしまうのだろう。逆に言えば毎回毎回失敗して捕まり、それでいながら主人公としての立場を確立しているなら、囚人公と呼ばれるようになるかもしれない。
関連動画
関連項目
- 主人公
- アルバ(戦勇。)
- 監獄学園
- 空条承太郎(スターダストクルセイダース)
- 空条徐倫(ストーンオーシャン)
- 栗田陸(囚人リク)
- コーディー・トラバース(ファイナルファイト)
- テイルズシリーズ
- TESシリーズ主人公(The Elder Scrolls)
- トリガー(エースコンバット)
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