「……貴様らの首を残らず捩じ切り、死者への手向けとしよう」
「酒の代わりに血を浴びるとは、とんだ同窓会があったもんだな」
「まったく、懐かしい顔ぶれね ……残念だわ」
天と地の境界(Between Heaven and Earth)とは、『ファイアーエムブレム 風花雪月』で使用される楽曲である。
概要
鷲獅子たちの蒼穹のアレンジ曲であり、重厚なコーラスとフレスベルグの少女~風花雪月~のメロディーが色濃く反映された悲壮感溢れる一曲に仕上がっている。
第1部の「グロンダーズ鷲獅子戦」と同じくグロンダーズ平原が舞台となる戦闘マップであるが戦時下となり様相は一変。暗雲が漂う曇天の下でかつての士官学校の仲間同士が3つ巴の殺し合いを始めるという、凄惨な光景がプレイヤーの心を抉ってくる。勿論、演習だった鷲獅子戦と異なり戦闘でロストすれば級長などの例外を除けば死亡する。
戦闘マップの難易度も鷲獅子戦より高い。背後からの増援やベルナデッタが陣取る中央の弓砲台周辺が炎上する帝国軍の火計(通称:ベル焼き、ベルファイア)は初見殺し。難易度ルナティックでは敵ユニットの強さが跳ね上がることもあり、鷲獅子戦以上に漁夫の利戦法が推奨されている。
なお、紅花の章ではグロンダーズの会戦自体が発生しないため1周目で曲が聴けなかったプレイヤーも多い。銀雪の章でも会戦自体は勃発するのだが、進軍経路とは関わりのない戦いとして幕間のイベントシーンで処理されてしまう。悲惨な光景を目にすることはないが、それはそれで少し寂しいと思う複雑な心境のプレイヤーも一定数存在する。
関連動画
関連項目
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