小川敏夫(おがわ としお)とは、日本の馬主である。民進党に所属している弁護士。
概要
東京都練馬区出身。立教大学を卒業後、司法試験に合格し、1998年から民主党の参議院議員となる。
4頭の競走馬を所有している資産家。日本中央競馬会によれば、9000万円以上の資産があり、1800万円以上の収入が無ければ、馬主にはなれない[1]。
秘書の1人が、荒井 聰(あらい さとし)や阿久津幸彦(あくつ ゆきひこ)の秘書が兼務していた為、「もし政策秘書の実態がないなら違法採用であり、公費の二重取りだ」と追及を受けた[2]。
活動
馬主としての仕事に、熱心な人物として知られ、党首討論直前まで、携帯で自分の馬の状態をチェックする姿が国会で目撃されている。小川敏夫本人は「委員会が始まる前で時間があった」「具体的な記憶はないが、自分の馬の調教がどうか見たかもしれない」と述べた。しかし、公務中であった為、批判を受けた[3]。
その他
法務大臣の時、3人の死刑を執行した。しかし、これらの執行に対して、日本弁護士連合会などから冤罪などの理由から強く抗議された[4]。
この時、小川敏夫は、テレビや新聞でバッシングされていたことから、「馬の調教の動きが悪くて、むしゃくしゃしてハンコを押したんじゃないのか?」「こいつの(死刑執行の)動機が…国会中に競馬サイトに夢中になっていた事件を逸らすためにしか思えないタイミングだな」と、ネット上でも批判された。小川敏夫は、執行の理由として「国民の声を反映した」と述べたが、「責任を国民に擦り付けるな!」と反発を受けた[5]。
関連動画
関連項目
脚注
- *時事通信 2010年10月29日 小川副大臣、競走馬4頭を所有=資産公開
- *産経新聞 2012年3月3日 公費を二重取り?民主・阿久津氏を追及 参院本会議
- *産経新聞 2010年6月25日 小川法相が国会で所有馬調教携帯チェック
- *日本弁護士連合会 2012年3月29日 死刑執行の再開に強く抗議し、死刑執行を停止し死刑廃止について全社会的議論を開始することを求める会長声明
- *Livedoorニュース 2012年3月29日 「死刑執行は国民のせい?」小川法相の発言が物議醸す
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