曖昧さ回避
少年Aとは、以下を表す。
- 架空の少年を仮定した場合、あるいはあえて名前を伏せておきたい場合に使われる呼び名。
- 1.から派生して、犯罪を犯した未成年者を報道する際に実名での報道ができないため仮に付けられる呼び名。本項で解説。
- 1.及び2.の中でも特に、90年代で特に注目された神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)の犯人のこと。
- 2.をテーマとしてガンガンONLINEで連載されていた漫画『僕の名前は「少年A」』の略
- プレイステーション用ゲーム「火星物語」における主人公・フォボスの第1話から第4話までのデフォルトネーム。
- 歌い手、生放送を行っているニコニコユーザー。→少年aを参照。
- 漫画雑誌『少年エース』の略。詳しくは該当記事を参照。
- beatmaniaIIDXシリーズの収録曲。→A(BEMANI)を参照。
- 童子-Tの楽曲。
- 林由美子の小説。
概要
犯罪を犯したものでも未成年者であれば、少年法によって報道機関には報道規制が敷かれる。その際当然ながら本名は報道することができず、代わりに少年Aなどの無機質な単語を使うことが多い。
したがって、未成年による犯罪が新しく起こり、それを報道するたびに少年Aに当たる人物は増えていくわけである。すなわち本来は特定の人物を指す言葉ではない。
近年の報道では「中学生」「高校生」、「男子生徒」、「○歳少年」、または単に「少年」といった表記がなされることが多い。ただ、事件の詳細を報道する時、特に複数の少年が関わっている場合には少年A・Bといった表記も使われる。
神戸連続児童殺傷事件以後
1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件の残虐性と、その犯人が14歳の少年だったという事実の衝撃は大きく、この事件を語る際にはどうしても少年Aの単語が出されるため、この事件の犯人個人を指して少年Aと呼ぶことがあり、成年後の現在では「元少年A」が主に使われる。なお、ネット上などでは「中年A」とも呼ばれる。
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関連項目
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