新世紀エヴァンゲリオン～まごころを、君に～とは、株式会社ビスティが2007年7月に発売した5号機のパチスロ機。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのタイアップ機。型式名は「新世紀エヴァンゲリオン・まごころを君にG」。
概要
パチスロエヴァシリーズの第2弾。
2005年10月に発売された業界初の5号機「新世紀エヴァンゲリオン」の後継機。通称「エヴァまご」「エヴァ孫」。後のパチスロエヴァシリーズは初代では無く、本作を基準に手を加えられていったと言える。
本作は単独ボーナスだけではなく、小役重複も採用。
ただし単独ボーナスも程よく成立し、小役重複とのバランスがよく取れていた機種である。天井は非搭載。
初代発売時は4号機が普通に稼働していたこともあり、5号機はまだまだ試行錯誤の時期だった。連荘に頼らないパチスロとしてやっていくには演出バランスなど作りこみが甘い所もあり、良作ではあったがヒット作とまではならなかった。だが本作は折角の大物アニメタイアップ機としてはあまりにも単調過ぎた通常時の演出などの欠点を見事に克服し、ホールの看板機種の1つとして長期間の高稼働を誇る大ヒット機種となった。
本作のBIGは赤・青BIGが約400枚、黄色BIGが約250枚。REGは約50枚+RT50G(純増約0.9枚/1G)。
奇数設定は赤BIGが出やすく、設定2・4は青BIGが出やすい。設定6は赤・青が1：1で出現する。
どの設定でも赤青BIGと黄色BIGの割合は約1：1。
小役やREG後のRT中のハズレなどによる設定判別要素が豊富であり、人気を博した理由の1つなのは間違い無い。この豊富な設定判別要素は後のシリーズにも受け継がれていくことになる。初代ほどではないがコイン持ちもよく、機械割がアップしているのも人気の要因の1つであろう。
演出は最近の機種と比べると流石にあっさりしている。だがノーマルタイプとしてはこのくらいで必要十分かと思われる。後のシリーズに比べてカヲルもそう簡単には出てこない。しかしベルやリプレイで「チャンス」連発だけはいただけなかった。なおリーチ目は出やすく豊富である。
当時の規制によりフリーズこそ無いものの、赤青BIGで1G連するとおめでとうムービーが流れる。約束の時はこの演出+インフラ+フリーズである。魂の軌跡以降は新劇場版が題材なので、おめでとう演出を含む全ての旧世紀版の演出は無くなってしまった。
本作はパチスロエヴァシリーズの中でも特に熱狂的なファンが存在する。それ自体は良いことなのだが、後発のエヴァシリーズをけなす者も少なからずおり、そのようなコメントをする輩は非常に嫌われる。大人ならばパチスロ動画内では荒れる原因になるようなコメントは控えるべきだろう。
他のエヴァシリーズと比較すると機械割は初代よりはかなり良くなったが、それでも約束の時以降と比べると全体的に低い。特にホールで最も使われる設定1はかなり厳しいものがある。出玉の面でもツボにハマった時の爆発力では約束の時が1番だし、平均的に安定しているのは魂の軌跡以降のエヴァである。
ボーナス確率
| 設定 | BIG | REG | 合成確率 | 機械割 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1/372 | 1/809 | 1/255 | 96.2% |
| 2 | 1/352 | 1/762 | 1/241 | 98.7% |
| 3 | 1/331 | 1/712 | 1/226 | 101.5% |
| 4 | 1/318 | 1/662 | 1/215 | 103.8% |
| 5 | 1/309 | 1/624 | 1/207 | 106.2% |
| 6 | 1/285 | 1/585 | 1/192 | 111.2% |
ボーナス曲
- BIG BONUS (赤7・青7)
- 魂のルフラン
- 心よ原始に戻れ
- BIG BONUS (黄7)
- 残酷な天使のテーゼ
- Fly Me To The Moon
- REGULAR BONUS
- 魂のルフラン (Instrumental)
- 心よ原始に戻れ (Instrumental)
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関連項目
外部リンク
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