民間療法とは、民間に流布し、医師にかからないで行われている治療法のことである。
概要
戦前の昭和期から広く使われるようになった言葉で、医師の手によらず、あるいは医学界が重視しなかったため、民間のあいだで伝承されてきた健康法や病気の治療法のことを指す。
まじないや暗示、祈祷、民間薬、指圧、温泉浴、食餌療法、気功、アロマテラピーなど種類はさまざま。
体質改善や健康維持も対象となる。
治療効果のほどはまちまちで、よく効くものもあれば、あまり効かないものもある。
また、健康被害を招くものもある。
日本の民間療法の具体例
世界の風邪に効くとされている民間療法
【日本】
「玉子酒」や「生姜湯」を飲む
ネギを首に巻く
お茶でうがいをする
【ロシア】
寝る前に温めた牛乳にはちみつを混ぜて飲む
ウォッカを飲む
【フランス】
ホットワインにシナモンやしょうが、はちみつを入れて飲む
【インド】
はちみつにこしょうをいれ、しょうがにつけてなめる
【スイス】
薄切りの玉ねぎを茹で、はちみつを加えた、「玉ねぎドリンク」を飲む
【ポルトガル】
熱いミルクにレモン汁、シナモン、ブランデーを加えた「ミルクドリンク」を飲む
【メキシコ】
生のにんにく、あるいは牛乳ににんにくを一かけ加え、煮たものを飲む
誰かに両腕を強くこすってもらう(しばらくすると体の中から喉の方へポッという音が出てすぐ元気になる)
※なお、この記事で紹介した民間療法の中には、まったくの迷信で逆効果しかない療法も含まれているため、お試しになりたい方は自己責任でよろしく。
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関連項目
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