とは、そこにある確かな可能性が無限大の未来を導き出すかも知れないという期待である。
様々な創作のテーマ及びサブテーマとしてよく目にする耳にする単語だろう。
ニコニコ動画においては、下記関連動画に始まるポチョムキンのトッププレイヤー・FABの謳い文句として広まっている。
しかしながら、それを持ってしても小川エディ(現・小川ザトー)を倒すことは非常に難しい。
それでは概要、ヘブナヘェェェェッ!! Let's Rock!!
ポチョムキンが秘める無限の可能性は 現在ギルティの頂点に君臨する男を越えられるかぁ!
しかしながらぁ!
その可能性がぁ!
小川を 四回 殺す
という…
限りなく…難しい…
そこを、やはり見せて欲しい
今日の君ならやれるぅ!
当時のギルティ界において小川は伝説的強さを持つプレイヤーとして知れ渡っており、
とまで言われていた(実際、当時の動画で小川が負けているのは数回ほどである)。
エディ(現・ザトー=ONE)は、分身との同時操作を筆頭に扱うのが難しすぎるキャラなのだが、小川級とまでは言わずとも使いこなせるようになると、起き攻めや固め・削りなど攻撃面だけでほとんどのキャラクターに有利な状況を作れる驚異の強さを持っている。
その小川が使うエディに対して、絶望的な相性を持つのがポチョムキンである。
典型的な大柄パワーキャラであり、無敵の長いバックステップ、一撃の重さ、判定・リーチの強さ、体力など判り易い強みを持つ一方、ダッシュを持たず歩きも遅い、発生が速いと言える技が少ない、長い無敵=見切られやすく発生の遅い大技や持続の長い技を重ねられやすい、食らい判定の大きさゆえの限定コンボの多さ、中段下段のガード切り替えが難しい、などなど、やりこめばやりこむほどほとんどのキャラに不利となる要素を多く持ち、もっとつらいキャラが他にもいるとはいえ――あらゆる面でエディを相手にしたくないキャラだった。
しかし、FABはこれをシステムの直前ガードやロマンキャンセルなどを組み合わせて、これまた弱キャラと評されがちなポチョムキンに希望の光をかなり強引に見出した男である。むしろ、ポチョムキンの姿をした何か。
「ゲーム随一の凶キャラであるエディ」「そのエディを全一と呼ばれるほどに使いこなす萌子たん小川」
「ゲーム随一の弱キャラであるポチョムキン」「そのポチョで優勝まであと一歩というところまで来たFAB」
一応公平の立場でなければならない実況が、あからさまにFABを支持し、ゲームの話とはいえ「殺す」と発言するのも、無理からぬ条件・環境であることは強くご理解いただきたい。今はどうしてこうなった……
そんなこんなありまして
このトーナメントでの一連の実況は今なお改変して使用されており、
- 小川含むトッププレイヤーに相対する挑戦者に「n本」先取である場合、『○○を「2n」回殺す』と揶揄される。要はこの試合と同じ「かなりの無理ゲー」という意味。2015EVOのナゲファウストvs小川ザトーの試合で、ツイッター上などにこの実況のコピペが流れた。
実のところ、このままでは最終ラウンドまでもつれ込んだ場合、“殺す”回数は最大で『n-1』回分増えてしまう(2本先取なら5回、3本先取なら7~8回……といった具合である)ため、後述の闘会議では「1回」、10先ルールのミカド天下一武道会では「10回」と訂正されている。 - アクシデントコアアクセントコア(以下、AC)とその+Rを除いて、今なお最弱の烙印を押されているポチョムキンを愛用し続けるFABの謳い文句と化した「やりこみの魔神・魔人(実況ネタで言うならマジンガー)」「無限の可能性」。
- 開幕に限らずハイリスクハイリターンな行動に対して「○○が図々しいぃぃぃぃ!」。闘神激突のウメハラvs小川で、固まるウメハラソルに小川が図々しくダッシュダムドを決めた際に散見した。xrdのCPUも開幕や各種行動からのダッシュダムドという図々しい行動をしてくる。イミフ行動からダッシュダムド、アークのAIが図々しいぃぃぃぃ!
- 準決勝、ポチョバス後の図々しすぎる起き攻めポチョバスを決めたFABに対しての「ポチョムキンバスターからポチョムキンバスターが繋がっているぅぅぅぅ!?」という実況は「つながってねーよw」というツッコミ待ちのような物だったが、ポチョバスから通常技で拾ってヘブンリーというコンボはあるため、一応間違ってはいない。
加えて、ACにてゲージ消費の空中版が追加。他にもポチョの様々な仕様変更も手伝い、本当にポチョバスからポチョバスというコンボが可能だった。なお、各システムの変更によりxrdでは削除されている。 - 空中投げ!冴えている! ←こちらも準決勝での実況から。FAB小川の両者とも空中投げ精度と判断が極まっている。ぶっちゃけ最強の空対空なので、切り返しの難しい両者は使わざるを得ない。
- 「FABが苦しんでいます! 皆さん応援してあげてください!」と言われていたのも今は昔。あまりのやりこみとACポチョでの暴れっぷりが原因か、とうとうポチョ使い含めたみんなのヒーローだったFABも小川と同様のヒール扱い化が始まる。それを推し進める撲滅委員会まで設立されてしまう(……と思われていたのだが、撲滅委員会自体は2006年頃からmixiに存在している。理念もさほど変わっていない。ACから過激化して有名になった模様。歴史が長すぎる……)。そりゃあ押田さんも身内ノリとはいえ怒りを通り越して呆れるわけだわ。
特に「ふふw 苦しんでるw(文字通りの状況)」と「すぐそれ(あるいはsgsr、す。ハンブレ、ロマキャン、直ガ、硬直など隙あらば決めるFABのポチョバスに)」は動画やツイッター上などで実際に見た人も多いだろう。いやほんと、どうしてこうなった。 ←???「でもそれって、僕らの愛なの~♪」 - そして、GGxrdシリーズの発表。AC+R時代もやりこみ続けた両者が対決する機会とその動画も増える。
- さらには各々が向かった海外の大会(場所は別)で優勝を経験し、名前も大きく上がる。そして、再びこの「無限の可能性」動画に集まる注目……
などなど、少々動画ネタから外れた例もあったが、ギルティギアを代表するトッププレイヤー達(と、実況)の残した爪痕が非常に大きいことが伺える神動画は、以下である
関連動画
若かりし日の両者。伝統の一戦の始まり
そして、2016年のニコニコ闘会議……
まぁ、実況でも言っていた通り、この前にD-1で勝負着けていたのは伏せておく。
その他、無限の可能性タグ一覧
関連項目
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