豚バラ肉とは、豚肉の部位の一つである。
概要
豚の肋骨についた肉のことで、赤身と脂肪が交互に三層に重なっていることから、「三枚肉」ともいう。
また、骨付きのバラ肉はスペアリブとして人気がある。
(沖縄では、皮がついた豚バラ肉のことを三枚肉と呼び、軟骨や骨のついた豚バラ肉のことをソーキと呼ぶ。)
濃厚な脂身が特徴の部位で、やわらかく旨味は多い。
脂肪分が多いためカロリーは高いが、ビタミンB、ナイアシン、タンパク質、亜鉛などの栄養素を多く含んでいる。
ベーコンやパンチェッタ、ソーセージの原料として使われるほか、
角煮やカレー、肉じゃが、豚丼などの煮物や鍋物に使えばコクが出るし、
加熱するとたっぷり脂(ラード)が染み出るため、焼き物や炒め物にも適する。
また、豚しゃぶはロースが定番だが、コクのあるバラ肉も一定の人気がある。
他の部位より値段も安く、またボリュームもあるため、庶民の強い味方である。
カロリーが気になるという方は、焼いたりゆでたりして脂肪分を取り除いて食べるとよいだろう。
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