鉱石ナイフとは、手製の観賞用ナイフである。ストーンナイフ、パワーストーンナイフとも。
後述の草分け的人物である北林竹二氏は「精霊石の御守り刀」という名称を使用している。
概要
鉱石ナイフとは、鉱物や宝石類を切り出して刃にしたハンドメイド・ペーパーナイフである。
材料は縞瑪瑙やジャスパー、オニキス、サードニクスなど瑪瑙系の石で作られることが多い。瑪瑙は加工しやすいスライス板が比較的安価で売られている場合が多い為と思われる。
かつて東京で開催されたハンドメイド・ナイフ展示会にて「輝石工房 精霊石の箱庭」の北林竹二氏が発表してから一躍知られるようになったハンドメイド工芸品である。その魔法のようなファンタジー的デザインから大きな人気を呼んだ。
ニコニコ動画でもこの作成に挑戦している者は複数人存在する。
実際には、金属製ナイフと比較しどうしても割れやすい為、軽作業用ないしは基本的に観賞用のナイフといえる。
ちなみに、鉱石とは有用な資源となる鉱物、あるいはそれを含有する岩石を指し示す。鉱石自体は硬度が低いものや岩石の状態で産出することが多いため、装飾品に使われる宝石に加工されることはなく鉱石標本として(自称)鉱石コレクターに収集されることも稀である。
鉱石ナイフに多く使用されやすい瑪瑙は鉱石ではないので注意が必要である。
一方で鉄鉱石を加工して作られた鉄製のナイフ(いわゆる普通のナイフ)は鉱石ナイフと呼んで差し支えないだろう。
関連動画
関連項目
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