Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)とは、2012年に結成された日本のバンドである。略称は「ヒゲダン」。
概要
山陰生まれ、山陰育ちのバンドであり、メンバーのうち藤原と松浦は鳥取県米子市出身、小笹は島根県松江市、楢崎は広島県福山市の内陸部出身である。2012年に藤原らが島根大学に在学していた縁もあり、島根県松江市で結成。メンバーは藤原聡(ボーカル・キーボード)、小笹大輔(ギター・コーラス)、楢﨑誠(ベース・サックス)、松浦匡希(ドラムス)の4名で構成される。 ブラックミュージックをはじめ様々なジャンルをルーツとしたメロディアスなサウンドが特徴。
バンド名の由来は、「髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたい」という思いから命名。…と言われるがこれは後付けで、英語と漢字の組み合わせが目立つなどの理由から半ばノリと勢いで決まったらしい。
2018年4月、ドラマ『コンフィデンスマンJP』主題歌の「ノーダウト」でメジャーデビューした。
「Pretender」は2019年11月下旬にYou TubeでMV1億再生という快挙を達成し、2024年6月現在、5.1億再生に達している。他にも「宿命」「ノーダウト」「イエスタデイ」「I love…」「Cry Baby」「Subtitle」「ミックスナッツ」などが1億再生到達。また、「115万キロのフィルム」はアルバムオンリーであるにも拘らず8600万再生という人気曲となっている。
2019年紅白歌合戦で初出場が決定。本番では大ヒットした「Pretender」を歌唱した。
若い世代だけでなく、ラジオ番組や家族などを通して30代~50代でもファンになる人もおり、早くも未来の国民的バンドとの呼び声が高くなっている。
2020年に発表した「I LOVE...」は楽曲ダウンロード数がPretenderに次いで2曲目となるミリオンヒットを達成し、新たな代表曲となった。
2023年3月11日、ボーカルの藤原が声帯ポリープを発症した事が発表された。その後はライブ活動を休止していたが、同年12月14日のnews zeroにて番組のテーマ曲「日常」を歌唱して復活した。
メンバー
それぞれが簡単な愛称で呼ばれている。また、全員対等な立場で意見を出し合うため、あえてリーダーを設けていない。
藤原聡(Vo/Pf)
通称「さとっちゃん」。勘違いされやすいが苗字はふじはらと読む。
楢崎誠(Ba/Sax)
小笹大輔(Gt)
松浦匡希(Drs)
通称「ちゃんまつ」。グッズやLineスタンプのデザインを描いている。
ディスコグラフィ
アルバム
- ラブとピースは君の中(2015)
- MAN IN THE MIRROR(2016)
- レポート(2017)
- エスカパレード(2018)
- Traveler(2019)
- Editorial(2021)
- Rejoice (2024)
EP
シングル
- Tell Me Baby/ブラザーズ(2017)
- ノーダウト(2018)
- バッドフォーミー(2018)
- Pretender(2019)
- 宿命(2019)
- I LOVE...(2020)
- パラボラ(2020)
- Laughter(2020)
- Universe(2021)
- Cry Baby(2021)
- Anarchy(2022)
- ミックスナッツ(2022)
- Subtitle(2022)
- TATTOO(2023)
- Chessboard(2023)
- 日常(2023)
- SOULSOUP(2023)
関連動画
関連リンク
関連項目
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