ASTK姉貴とは、【東方project】クリスマス企画! 2013【ボイスドラマ】(クッキー☆☆三期)で妖夢役に選ばれるも辞退した人物である。要するにクッキー☆とは全く関係ない人である。
概要
アカウント名は朝月……であるが、TDN式表記の影響で呼ばれる時は大体アステカ姉貴、古代文明姉貴、妖夢辞退姉貴である。
一度はオーディションでたいさに妖夢役として選ばれるも、不穏な空気を察したのか何らかの密告があったのか妖夢役を辞退した。そこから朝月→聖(蒸発)姉貴→エスカという変遷の末にESK姉貴が妖夢役に選ばれたため、前二名が辞退しなければESK姉貴も世に出なかったことを考えると運命の悪戯を感じずにはいられない。
ただ、このASTK姉貴自体もESK姉貴に負けない程にインパクトは強い。基本的にそこまで上手い人のいないクッキー☆界隈でも、ASTK姉貴のキャラソンは随一の拙さを誇っている。リズム感、音程、抑揚、声の安定感が全て致命的に低いレベルでまとまっており、しかもなぜか上手い人とのコラボが多く、よりその酷さを際立たせている。BBクッキー☆劇場の影響もあり聞くと石像化する呪いの歌扱いされている。
この原因としては選曲にサンホラ、坂本真綾など一般人でも苦戦するような高い歌唱力が求められる曲が多いのもあり「自分の音域に合った歌を選んでは」とのアドバイスも受けているようだが、本人は「好きな曲を歌いたいという思いから歌っているため、好きな曲から歌いやすいものを探すことは模索しつつも、好きな曲を難しいから歌わないということはできない」とコメントしている。
しかし、その拙さと歌うことへの真摯な態度と謙虚な性格が彼女の一番の魅力であり、聴く人によっては凄まじい中毒性を引き起こす。下手なことは下手なのだが楽しそうに歌う歌声は嫌いになれないという声も多い。本編声優でないので知名度は低めだが、知る人の間では高い人気を誇っている。筆者もASTK姉貴のキャラソンは大好きなので、他の人も是非一度聴いてみてほしい。
巧拙を気にせずに、歌いたいという気持ちのままに自分の好きな曲を自由に歌い、それを視聴者が楽しんで聴いているASTK姉貴のキャラソンは、ともすれば商業主義や比較主義に走りがちな「歌ってみた」というジャンルの本来を取り戻すアンチテーゼなのかもしれない。
2016年9月にこえ部終了に合わせてか活動終了するも、2017年に主にSoundCloudとニコニコでひっそり活動を再開。定期的に歌ってみたやセリフを言ってみた動画をうpしている。これからもASTK姉貴の成長に目を離せない。
関連動画
関連静画
静画ではアステカ文明をイメージした装飾を付けられることが多い。あくまでもイメージなので実際のアステカ文明とはだいぶ違うようだ。このアバターの初出は以下にある『アステカの刺客』である。
関連項目
余談だがアステカ文明の「アステカ」のスペルはAztecaである。
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