BLUE GENDERとは、ホラー要素を帯びた近未来SFメカアニメである。
概要
放送時期は1999年10月10日から2000年3月30日まで、全26話である。放送局はTBS(関西地区ではKBS京都経由でMBSネット)であり、その後キッズステーションでも再放送された。
監督・総監督は阿部雅司と高橋良輔、シリーズ構成は長谷川勝己、制作スタジオはAICである。
時代背景は2030年代。人類は遺伝子異常(B細胞)患者を「スリーパー」として冷凍睡眠させ、治療可能性を託したが、地球は昆虫型異星生命体「Blue」に制圧される 。
「Blue」は昆虫に類する超適応型生命体で、無機物も摂取し地球環境に応じて進化を続ける。B細胞がBlueの起点であり、祐司にも同細胞が残存し、やがて祐司に異変をもたらしていく 。
メカSFに加えてホラー・終末系が融合された重厚なストーリー構成である 。人類絶滅後の地球再生との哲学的対話が背景にあるディストピア描写が展開される 。主人公祐司の葛藤と覚醒、マリーンとのパートナーシップは、感情移入を誘うドラマとして視聴者に高く評価されている 。
登場人物
- 主人公:海堂祐司は2009年にスリーパーとなり、22年後に目覚めると、世界は荒廃し、人類は宇宙ステーション“Second Earth”へ逃避した状態である
- ヒロイン:マリーン・エンジェル少尉は地球上スリーパー部隊のパイロットで、祐司を救出し「セカンドアース」へと導くが、その道中で生きる意味や罪の記憶を背負いながら、精神的にも肉体的にも成長する
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関連項目
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