E・HERO ノヴァマスターとは、遊戯王OCGのカードである。
概要
Vジャンプ2010年12月号の応募者全員サービス、「V JUMP EDITION 3」で登場。
融合・効果モンスター
※「デュエリストカードプロテクターEX Master of HERO」同梱のカード(DPEX-JP002)による
星8/炎属性/戦士族/ATK 2600/DEF 2100
「E・HERO」モンスター+炎属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
属性融合ということで、E・HEROデッキで「超融合」と組み合わせて、除去カードとして使用できる。炎属性の主なモンスターとしては、「ブラック・ローズ・ドラゴン」、「ローンファイア・ブロッサム」、「剣闘獣ヘラクレイノス」、ホルスの黒炎竜シリーズ、インフェルノイドなど。
「ブラック・ローズ・ドラゴン」のリセット効果は防げないが、魔法(・罠)に対する耐性を持つ「ホルスの黒炎竜LV8」(LV6は不可)や「剣闘獣ヘラクレイノス」などに対しては「超融合」が有効な除去手段となる。また、「ローンファイア・ブロッサム」に対しても、マスタールール2への移行に伴うルール変更によって、効果を発動させずに除去が可能となった。
しかし、炎属性自体の採用率はほかに比べると低めなので、ほかの属性融合に比べて、「超融合」での出番は少な目かもしれない。それでも上記の厄介なモンスターへの対抗手段となるので、1枚くらい入れておきたい。
「超融合」用、と割り切ってしまうのもいいが、積極的に使用したいなら自分のデッキにある程度炎属性モンスターを入れた方がいいだろう。
E・HEROでは、優秀な下級アタッカーとなる「E・HERO ザ・ヒート」や汎用サーチャーである「E・HERO ブレイズマン」辺りが使いやすい。HERO以外では「ヴォルカニック・バレット」などが有用。
効果は、自身が戦闘破壊をした際にドローできるもの。融合などで手札を消費しやすいE・HEROにとって、ドロー効果はありがたい。破壊した後墓地へ送る必要はないので、モンスタートークンやペンデュラムモンスターを破壊した場合や、「マクロコスモス」などが発動している状況でもドロー効果は発動する。
攻撃力は2600と高めだが、それより高いモンスターも結構いるので、「摩天楼 -スカイスクレイパー-」などで戦闘をサポートしてやるといいだろう。
このカードは、アニメ出身でも漫画出身でもない、数少ないOCGオリジナルのE・HERO。
ほかの属性融合E・HEROは全て漫画出身のため、本来なら「E・HERO フレイム・ブラスト」が属性融合となるところなのだろうが、登場時期の関係か、フレイム・ブラストは「E・HERO ザ・ヒート」と「E・HERO レディ・オブ・ファイア」を固定の融合素材とする融合モンスターとなっている。このカードは、それによって空いてしまった炎属性の属性融合HERO枠を埋めるために生み出されたカードなのだろう。
初出が雑誌の応募者全員サービスなので機会を逃すと入手しにくかったが、「デュエリストカードプロテクターEX Master of HERO」の同梱カードとして再録された。ただし、コナミフレンドリーショップでなければ入手できないため、入手性には地域格差がある。
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関連項目
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