曖昧さ回避
- アルファベットの一つ。日本では「えっち」と「えいち」の二つの読みが混在する。
- 水素の元素記号。水素は原子番号、質量数ともに周期表の中で最も小さい。(元素の一覧)
- エッチ。性的な意味でいやらしい人や、そのような性格・言動。性交渉の意味もある。
- 物理学で、誘導起電力の生じやすさを示す自己インダクタンス(L)の単位。
- 同じく物理学において、プランク定数が小文字で表記される。
- プロ野球の中継ぎ投手の評価に用いられる「ホールド」。
- 鉛筆の芯の硬さ(Hard)。
- beatmaniaIIDX・pop'n musicにおけるHYPER譜面を指す略称。
- 東京メトロの駅ナンバリングで日比谷線を表す記号。
- アイドルマスター等の分野で活動している絵師・動画投稿者。→h氏
他にもかなり多くの略号、作品等が存在するため、ぜひWikipediaの記事にてご確認頂きたい。
概要
ラテン・アルファベットの8番目。ギリシア・アルファベットのΗ(エータ)を輸入したもので、キリル・アルファベットのиと仲間。ただしこれらはHと違いエやイに近い母音をあらわす文字である。もっとさかのぼるとエジプトのヒエログリフに由来するらしい。
文字の形としては梯子型のHの他に|と∩を組み合わせた物がある。
この文字が示す音は基本的に日本語のハ行の/h/の音になる。また、ch、kh、phのように別の子音の後につけて発音を変えるのに使うことも多い。ラテン系の言語では単独のHは発音しなくなっているが、組み合わせで文字自体は使われる。
つまり、「フランスでは最初のHは声に出さない」。
この文字、ラテン語では「ハ(ha)」「アッハ(accha)」などと呼ばれていた。時代が下り田舎に伝播するにしたがって「アッカ(伊:acca)」「アッチェ(西:hache)」「アシェ(仏:ache)」と訛り、辺境の言葉である英語では「エイチ(aitch)」となった。大母音推移でアをエイと強く訛る英語らしさ全開である。
日本語では英語からとって「エイチ」あるいは「エッチ♥」と呼ぶ。
えっち♥な概要
以下、Hな編集者が3の「エッチ」を意味するHについて記述する。エッチの項も参照。
性的な意味におけるHの場合、「えっち」という読みがなされる。これは変態(Hentai)をアルファベット表記した際の頭文字に由来するといわれているが、由来については諸説あるのでWikipediaの「エッチ」の項目を参考にしてみるとよいだろう。また、諸説あることを考慮し、大百科記事の「変態」とは別個に概要を記述する。
実際には、日本における「エッチ」は、「変態」よりも軽度とみなされることがほとんどである。
一方、世界に誇る日本のアニメ・漫画といったサブカルチャーが海外に浸透していく中で、エロマンガ、エロアニメ(Hマンガ、Hアニメ)なども海外に伝わっていった。その際にH = Hentaiという認識がなされるようになり、現在海外においては、Hは変態の略称として定着しているようである。
海外でもHが性的な意味で認識されているという事実に、我々は誇りを持つべきであろう。
ちなみにアルファベット順に並べると、Gの後にHが来て、Iへと続く。
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関連項目
大百科内
外部(当記事以外のWikipediaの項など)
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