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概要
呪術廻戦などに携わった朴性厚(パク・ソンフ)が設立したE&H productionがアメリカのカートゥーンネットワーク・アダルトスイム枠向けに製作したオリジナルアニメ。
元が海外向けなだけにEDでのキャストなどは全部英語表記で、2024年8月12日時点では日本版Wikipediaに記事が制作されていなかったりする。
あらすじ
農場を営んでいたジョーとサラ、二人の息子のカイルのローガン一家。しかし夫妻の耳に謎の連続殺人事件の報が入り一抹の不安がよぎる。
ジョーとサラは現代の忍者組織から出奔した抜け忍だったのである。
そしてついに組織の魔の手はローガン一家を襲い、ジョーの目に殺害されたサラとカイルが、
そしてジョーも反抗虚しく殺害されたのであった。
ところが明らかに致命傷を受け絶命していたはずのジョーは蘇生!
ジョー→ヒガンの復讐の戦いが始まる……。
登場人物
- ヒガン / ジョー・ローガン - CV:津田健次郎
- 優れた忍びだったがマリと愛し合い(この時点で掟を破っている)マリが身籠ったため、二人で組織を抜けた。
- マリ / サラ・ローガン - CV:日野由利加
- ヒガンと彼女が物語開始まで組織の追撃から逃れられていたのは、マリが開発した変装システムを使っていたからである。しかし組織はそのシステムを凌駕し……
- マイク・モリス - CV:斧アツシ
- FBIのロートル捜査官。謎の連続殺人事件を追っているうちにヒガンと接触。FBIの上からは事件に関わらないように釘を刺されるが、持ち前の正義感と失う物もない(かつて捜査に没頭していたために子供の死に目に会えず、妻には愛想を尽かされ離婚)彼はヒガンと共闘関係を組むのである。
- エマ・サマンダ - CV:若井友希
- マイクの部下の新米捜査官。ITにうといマイクをサポートできる技術の持ち主で、彼女の愛車のワーゲンは一見古く見えるが、内装がゴリゴリに改装されたフルチューンITマシーンと化している。
- ジョセフ・エヴァンス - CV:橘龍丸
- メガコーポなIT企業AUZA(アウザ)の創設者でありCEO。組織と手を組んでいるがあくまで道具・手段程度にしか認識していないようである。
- ヤマジ - CV:山路和弘
- 組織の頭領。AUZAと組んでいるがあくまで組織のために利用する算段のようだ。
- 名前といい容姿といい、中の人に当て書きされている?
- ザイ - CV:中村悠一
- 組織で死神と呼ばれる忍び。ヤマジの弟子で彼に忠誠を見せている。しばしば抜け忍狩りに従事しておりヒガンの前に立ちはだかる。
- ヒガン・マリと同期で家族以上の絆と言い交わしていたのだが…(掟では仲間なんて当然気にしてはいけないことになっている)。
- リル - CV:佐藤せつじ
- 組織の幹部、小人症の男。組織への忠誠は全く持たず強い敵との戦いだけを求める戦闘狂で、獲物を(男だろうと)「女」とか「子猫」と表現するド変態。
- ヂリ - CV:朴璐美
- 組織の幹部、ドレッドヘアで褐色肌な女性。ジョセフの付き人を任せられている。
- ビッグ・D - CV:さかき孝輔
- 組織の幹部、ヘアスタイルのセッティングに余念がない黒人男性。
- アスカ - CV:若井友希
- 組織の幹部の一人。情報・システムに精通している。
- カガリ - CV:土師孝也
- かつては組織にいた老人。現在は隠居生活を送っているが情報は絶えず収集している。
- ジェイソン・カルデナス - CV:長嶝高士
- AUZAの元社員。本人は能力が認められなかったと不満を溜め込んでいるが、なかなかのクソ野郎なので…。
ともあれAUZAの内部情報を持っているのでヒガン・マイクの調査に巻き込まれる協力することに。
TVアニメ
全13話。アメリカでは2024年2月~5月にかけて、日本では2024年7月~9月にかけて東京MX系列や各種動画配信サービスで放送された。
スタッフ
- 監督 - 朴性厚
- キャラクター原案 - 岡崎能士
- キャラクターデザイン - 小磯沙矢香
- シリーズ構成 - 村越繁
- 美術監督 - ルガル・ヤン
- 編集 - 柳圭介
- 音響監督 - 藤田亜紀子
- アニメーション制作 - E&H production
- 企画プロデュース - SOLA DIGITAL ARTS
主題歌
- VENGEANCE - オープニングテーマ
- 歌:coldrain / 作詞:Masato / 作曲:Y.K.C
- Eye Openers - エンディングテーマ
- 歌:Jessica Gelinas / 作詞:Jessica Gelinas・YUkI KANESAKA / 作・編曲:R・O・N
関連項目
関連リンク
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