Whichとは、
この記事では、2について記述する。
概要
おそらくゲーム制作者としてよりも二次創作アニメ動画制作者としてよく知られている人物「Mike Inel」氏によって制作されたゲーム。2010年2月1日にリリースされた。
暗い建物の中に閉じ込められた主人公が探索し、脱出を目指すアドベンチャーゲーム。ホラー要素を含む。3DCGで構成され、モノクロで描かれたグラフィックが特徴的。
主観視点で探索を行い、操作にはマウスとキーボードを使用。マウスの移動で視点変更、左クリックで調べたりの動作、右クリックでしゃがむ。キーボードの矢印キー、またはWASDキーで歩く。
海外製のゲームではあるが、キャラクターが言葉を発することや、英語によるヒント文章等はない。言葉がなくてもキャラクターの感情などが表現されている。そのため、英語が理解できなくとも、プレイに支障は全くない。
家の中には、女性が一人佇んでいる。彼女が脱出の鍵を握っている。
このゲームには2つのエンディングが存在。
先述の彼女をからめた、まさに「Which」というべき、2通りの悲しいエンディングが待っている。
15~30分程度で終えられる短いゲームではあるものの、グラフィックや演出など、評価は高い。
ちなみに、赤青3Dメガネを使っての立体視(アナグリフ)に対応しているモードがある。
もしも、雑誌の付録でついてきた赤青3Dメガネを未だに取っておいている貧乏性方がいたら試してみよう。
なお、このゲームは「DirectX 9」を必要としている。これはDirectXでも古いバージョンであるため、Windows OSでもWindows 7以後のバージョンではインストールされていないことがあり、その場合はゲームの起動に失敗する。ただしMicrosoftのサイトから「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」をダウンロードして実行すれば、DirectX 9がインストールされゲーム起動可能となる。
クリア手順
さすがにリリースから時間が経過しており、また海外サイトで配布されたゲームと言うこともあって、日本語の攻略サイトなどに乏しくプレイしていて詰まった場合に困る可能性もある。
そのため本記事に簡単なクリア手順を記載する。ある意味ネタバレではあるので、詰まった時のみ参照されたい。
- ゲームスタートすると舞台となる暗い家の1階に立っている。振り向いて進み、キッチンの上の戸棚を調べると落ちてくる「1」のカギを拾う。
- 2階に向かう。「1」のカギを使って「1」の扉を開く。この「1」の部屋には出口があるが、カギがかかっており、また壁に描いてある脱出条件を満たしていないためまだ出られない。窓際に近づくと、「2」のカギが上方の窓枠に引っかかっているので取る。
- 同じ2階にある「2」の扉を開ける。「2」の部屋には頭と心臓が無い女の子が佇んでおり、「EXIT」(出口)のカギを持っていることを示す。それをこちらに渡してくれるための交換条件も壁に描いてある。部屋の隅にあるパイプレンチをしゃがんで拾う。
- 1階に戻り、キッチンにあるトイレに向かう。トイレの洗面台にある「3」のカギを調べると排水口に落ちる。しゃがんで排水口から繋がるパイプを外し、「3」のカギを取得。
- 2階に戻り、「3」の扉を開ける。この「3」の部屋の戸棚の中には「HEAD」(頭)のカギがあり、また見つけにくいが開けた「3」の扉の下の隙間あたりに「HEART」(心臓)のカギも落ちている。
この先、「頭」と「心臓」のどちらかを見つけると、女の子がそれを取り戻す。両方を取り戻させることはできない。
「頭」を取り戻させる場合
- 2階にある、頭が描いてある扉を「HEAD」のカギで開ける。中にあるトイレの蓋を開けると女の子の頭が転がっている。
- それを確認して部屋の外に出ると、女の子が現れて部屋の中に入り、頭を取り戻す。
- 出口がある「1」の部屋に向かう。女の子は出口の扉を開けようとしているが、壁に描いてある条件を満たしていないことに気づく。
- 女の子は、取るべき行動を選択する。
「心臓」を取り戻させる場合
- 1階に戻り、キッチンにあったハートマークが描いてある扉を「HEART」のカギで開ける。部屋の中には心臓が吊るされている。
- それを確認して部屋の外に出ると、女の子が現れて部屋の中に入り、心臓を取り戻す。
- 2階に上がり、出口がある「1」の部屋に向かう。女の子は出口の扉を開けようとしているが、壁に描いてある条件を満たしていないことに気づく。
- 女の子は、取るべき行動を選択する。
関連動画
プレイ動画
実況プレイ動画
ゆっくり実況プレイ
関連静画
関連項目
関連リンク
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