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公式には、日本における内陸最大の地震は明治の濃尾地震(M8.0)と言われている。

が、この天正大地震はそれと比較しても圧倒的に被災地の範囲が広く、
かつ日本海と太平洋の両方に津波の記録があるという、まさに
前代未聞の大震災だったという。

震源となった断層は未だ諸説があり、活動周期もまったくわからない状態である。
もし周期が500年なら、「そろそろ」である。

何気に歴史を変えた地震

・　東海地方で大被害　→　徳川家康が抗戦断念、秀吉に臣従

・　大坂城が被害（その後の地震で崩壊寸前？）　→　秀吉が伏見聚楽第を拠点に

・　長島城倒壊、清洲城崩落寸前　→　織田信雄が清洲城大改修

天正大地震の打撃というなら、この時勢力圏のほぼ全域が被災地となった秀吉が受けたダメージの方が遥かに大きい
地震前は佐竹や真田に俺出兵するから（徳川と北条を潰してやるから）手伝えと手紙送ってた秀吉が、地震の後は佐竹や真田を争いの元凶と決めつけて批判、討伐対象だった徳川・北条には友好の手を差し伸べた
そして方針転換した秀吉は家康を単に従わせるだけでなく丁重に迎え入れて政権で重鎮の地位を与え、秀吉の東国統治に口出しすることまで許した
信濃では徳川から離反して秀吉に味方した功労者の真田・小笠原・木曽に対して、地震後に秀吉は彼らを徳川の与力にして家康に従うよう指示

徳川が大打撃を受けた地震というのは1589年の地震の方じゃないかな
被災地の遠江は徳川の本拠地だったし、駿河は甲斐・信濃へ物資と軍勢を送る兵站基地だったから

>1586年（天正13年）11月29日
旧暦：1585年11月29日
新暦：1586年1月18日
混ざってんよ～

きっと複合型の広範囲地震だったんだろうな

>>3結果的に徳川家康が助かり、後に関ケ原で
下剋上するチャンスが出来たってわけか

この地震が無かったら追いつめられてた家康がそのまま秀吉に滅ぼされてた可能性が大きいって知って歴史ってなんか怖いなと思った
こんな偶然の天災で運命って変わるんだな

家康の強運は凄いな
この地震がなければ
・秀吉に攻め滅ぼされたか
・領土を大幅に削られて臣従か
になってただろうね

日本の支配者になる人は運の強さも天下一というわけか

慶長大地震から半年後にすぐに海外にまで兵を出してる秀吉が地震で取りやめたとは思えんけどもね
小牧の時点で秀吉は東国への橋頭堡を築けていない時点で地震があろうがなかろうが簡単には滅ぼせないし北条が徳川に加勢する可能性もあること加味して地震の有無問わず徳川を政治的に屈服方針だったと思う
信雄＜秀吉の政治的地位の追認及び東国に強い影響と実力のあり織田一門の家康は秀吉に頭下げる　それだけで世間への宣伝効果はデカい
この地震から1か月で立て直してる秀吉の継戦能力がエグイんだよなぁ→兵３０万分の兵糧・馬2万頭分の飼料を尼崎に輸送し戸次川以降の九州征伐へ