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長久手で意地を示せただけで外交的にはボロボロ
蟹江やら尾張の城が落とされて尾張三河に接してる伊勢湾の制海権抑えられてるから経済ボロボロ石川数正裏切ってるし内情ボロボロとよく信雄の単独講和に怒れたもんだなと思うけど本当に格保たせるならアレしかないんだよな
秀吉が構わず攻めてたら終わってたけどセンスがある
最近はこんな書状も発見されたしまだまだ発見あ
るといいね
>織田信雄から「家康殿、どうする」の手紙発見 専門家「すごい史料」
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR4Z3FTLR4CUZHB005.html

家康と信雄さっさと蹴散らして東国行き＆東国征伐の橋頭保確保失敗したからその点では妥協点秀吉自身が作って自分から降りたとみるべきか否か（無論家康自身も不利だったしどこか妥協点探して高く自分を売れたという点ではある意味成功した北条氏政というか）

でも家康以外の人が秀吉に一矢報いる事がこの時点で出来たかな?、信雄も何もしてないわけじゃないんだけど。

>>31
そもそも家康は長久手の単独講和に怒ってないと思うけどね
信雄が改易された時に秀吉にとりなして大名復帰を助けたのは誰であろう家康。
逆に小牧の時に秀吉に寝返った木曽義昌の木曽家は1600年改易されてる。
というか家康自身も秀吉に頭下げたがってて直筆書状も残ってるし。

信雄が単独講和!信雄無能ってのは
「徳川が負けたことを受け入れられない徳川家臣の見栄」
から生まれたもの。だから長久手の信雄の活躍って
時代を下るごとにどんどんオミットされていくんだよね
モノによっては信雄が長久手にいた史実を無視して小牧山城にいたことになってるものもある。

長久手では勝ったけど全体の戦争としてみたら家康信雄軍の敗北だな
ぶっちゃけ長久手以外の戦いは秀吉軍に負けてるし

秀吉自身自分の勝ち戦の宣伝の役割でもある太閤能を作るにあたって小牧長久手だけ演目から除外してるのよね（他は三木の干殺しから小田原征伐まで完勝！圧勝！神の如き寛大さで〇〇を許してやった！という内容が多い）
秀吉が「勝った」と認識してるなら小牧長久手も作らない訳ないし本人的には「勝った（というより本人の望んだ勝利）」とは言えないって感じなんかな　政治的優位（信雄＜秀吉の確定とか家康上洛させて臣従させたけど一門入り＋母親人質行き、追加の人質要求はせず）の追認止まりだし

小牧長久手は戦いのきっかけからして織田家の本筋争い
（織田秀信と織田信雄）だし、明智、柴田、北条と違って
徳川家康や織田信雄は豊臣政権で生き残ってるから後味が単純に悪いんだと思う。
明智討や柴田討は、あくまでも「信長の敵討ち」「謀叛人の討伐」ってことになっているし
当人や一族も絶えているから秀吉としても演目にしやすかった。

まー秀吉にしろ家康にしろ、お互い直接やりあったらどうなるのかの勘定はしてみたくはあったはず
んで秀吉は「徳川を潰すならこちらも相当な出血を覚悟する必要がある」ことを理解し
家康も「やっぱまともにやったら勝てねえ」ことはよくわかった結果があの戦後処理、と
具合の悪い話は織田のバカ兄弟に押し付けちまえばいいし、みんなで幸せになれてよかったよかった

秀吉の実質的な被害が寄りによって目の上のたんこぶの池田と森て大分運良いよな

犠牲者のネームバリューの割には雑な一敗で済んだと言うべきか、こんな雑な戦いで森と池田を犠牲にしたから後年の関ヶ原に響いたと言うべきか…

森はともかく池田は秀吉と仲いいし別に災いになることはないだろう・・・

秀吉が本拠地を摂津に移す際の玉突き人事ではあるが、池田父子に美濃を任せたことで森を援護することにもなったしな。当時長可は遠山一門と抗争中だったから
織田家の本拠地だった美濃を池田父子に任せた秀吉は、池田や森を信頼したのだろう
池田たちもその信頼に応えて秀吉に味方したのでは

池田たちは信雄が野心を示したことで、下手すると信長の孫の三法師が将来信雄に抹殺されることを危惧したのかもしれないが
それなら秀吉に天下を取らせて、秀吉に三法師を保護させる方が良い