岡田あーみんの連載漫画第2弾。
戦国時代を舞台に忍者道場の先生と弟子の日常を描いたギャグ漫画である。
白鳥城の姫の護衛任務に就いた弟子と姫の恋愛争奪戦を中心に、未来から来たターミネーターとの騒動や、
他の城の若君や姫君の襲撃、更には作者自身の現実逃避による穴埋め等、前作『お父さんは心配症』より
カオスさが増している。
単行本は『りぼんマスコットコミックス』で全3巻発売されている。
先生(せんせい)
忍者道場の老教師。忍術の達人だが、弟子に「じじい」「ハゲ」等バカにされたり足蹴にされたりする。
弟子の怠惰な行動に「パカモーン!」と怒ったり現実逃避をしたりするが、影でこっそり弟子を見守っている。
極丸(きわまる)
忍者道場の弟子。「こいつら~」の中で数少ない。「スクリーントーンを衣服に使用」した主要キャラ。
いつもは寡黙だが、関西弁でブラックジョークや本音を話す等、言動にかなりカオスな面を持っている。
実家は霊山であり、家族もカオスで過激な性格をしている。
後作『ルナティック雑技団』の登場人物「黒川」の祖先に当たる。
満丸(まんまる)
忍者道場の弟子。いがぐり頭がチャームポイントの少年。
小柄な体格で幼い性格だが忍耐力が強く、体術にも長けている。
実家は平凡な家庭だが、ものすごい数の子沢山一家である。
危脳丸(あぶのうまる)
忍者道場の弟子。ブリーチした金髪や服装等、かなりの派手好き。
忍者でありながらオーバーリアクションが多く、謎の病気や変人扱いをされるギャグキャラと化した。
実家の家族もオーバーリアクションが激しい。
後作『ルナティック雑技団』の登場人物「愛咲ルイ」の祖先に当たる。
白鳥姫子(しらとり ひめこ)
白鳥城の姫君。城の跡継ぎとして刺客に狙われる為、町娘として忍者道場に匿われている。
忍者からサイボーグまで一目見たら恋に堕ちてしまうほど容姿端麗で気立てがいい。
また、弟子3人の言動にも物怖じせず、むしろツッコミ役に回っている。
ターミネーター
現代(集英社の編集部)から忍者道場の襲撃任務を受けた顔がゴルゴ似のサイボーグ。通称「ターミィ」
戦国時代にタイムスリップして忍者道場を襲撃するも、姫子に一目惚れをし、現代に逃走。
その後、命令違反としてセンターに強制送還されたが、エネルギー注入後に戦国時代へ脱走。
最終的に忍者道場の「見習い」として住み込むこととなった。
貴佐光(きざみつ)
傲慢(ごうまん)城の若君。容姿端麗だが少々鬼畜。白鳥城と友好関係を結び、姫子を手に入れようとする。
多少の武術・剣術の心得はあるものの、実戦経験が無いために役に立たない。
姫子に対しては積極的に攻めるが、侍女の「ねえや」には頭が上がらない。
ねえや
傲慢城の侍女。傲慢城に忠誠を尽くすも、若君の貴佐光でさえ素手で張り飛ばす豪快な女性。
彼女の「ベーゼ(キス)」はダイソン級の吸引力があり、キスを受けたものは内蔵まで吸われる。
男性には激しく当たるが女性には優しく、姫子曰く「お姉さんにしたい」人物である。
ニセ商売屋
ある時は歯医者、またある時は忍者講師、またまたある時はぎっくり腰専門医等、職を転々と変えながら
詐欺から人身売買まで行う謎のメガネ男。逮捕されても雑草の如く新たな商売を始める。
本人曰く「自分だって辛いんだ」と言うが、それが本音であるかは分からない。
誇張婦人・加賀の淫蘭(こちょうふじん・ががのいんらん)
いじわる城の姫君。別名「男好きシスターズ」(誇張が姉、淫蘭が妹)口癖は「男好き!!」
ユニークな男性が好みで誇張は危脳丸に、淫蘭は極丸に一目惚れをした。
(ちなみにターミィは姉妹に一目惚れをした)
キャラの元ネタらしく危脳丸と極丸にテニスで勝負を挑んだが、うやむやのうちに終わった。
連載最終回でも危脳丸にアタックしていた所からまだ諦めてないらしい。
岡田あーみん
本作の作者。作中で奇妙な言動を取ったり、〆切の逃避から集英社襲撃を弟子3人に依頼したりする。
集英社
本作の発行会社。作者の担当から編集長(りぼん・マーガレット・ぶーけ)まで登場する。
作者の怠惰かつカオスなネタに対し、ターミネーターを送り込んだり作者抹殺を依頼する。
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最終更新:2024/12/20(金) 14:00
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