しかしギャラクティック・ノヴァには狙いがあった 単語

シカシギャラクティックノヴァニハネライガアッタ

2.6千文字の記事
ネタバレ注意 この項は、『カービィのエアライダー』内のモードロードトリップ』のネタバレを含んでいます。
物語の核心に迫る内容が記載されていますが、こうかいしませんね?

概要

Nintendo Switch2ゲームカービィのエアライダー』にて、本作のストーリーモードである『ロードトリップ』のムービーにて流れるナレーションの一節である。

星のカービィ スーパーデラックス』のモードの一つである『銀河にねがいを』に登場したギャラクティック・ノヴァが本作にもなんらかの形で登場すること、ノヴァ内部と思われるエリアコースを走れることは事前情報として開されていたが、ロードトリップモードを進めることでムービー再生され、その動向を見ることができる。

ロードトリップストーリー半生命体ゾラポップスターに漂着したところから始まる。長すぎる時間を動けないまま過ごしたゾラは、『世界自由に走り回りたい』という願いを持つようになった。その願いはプププランド夢の泉であふれ出し、やがて衛星上にいたノヴァに届く。
世界自由に走り回りたい』という願いがノヴァ体内のマシン生産工場にてエアライドマシンとして製造されていき、ポップスターへ大量に飛来する。エアライドマシンライダーが意思を込めることで動き出し、ポップスター全体に普及していった。

そんな中、新たに流れるムービーはこんな内容だった。

第6章『刻まれるゾラ

 

しかし ギャラクティック・ノヴァには狙いがあった。

ノヴァマシンであるゾラの本体を狙い

作業ロボット群と資材を投下した。

ロボット群により、ゾラは引き裂かれ、をあけられバラバラにされていく。

マシンの中枢となったゾラは、重いパーツを取り付けられ、

"ギガンテス"に作り替えられてしまう。

地表から生命体を一掃するための兵器として、ギガンテスは作られた。

 

コアは、ゾラ本体。

願いとは別にノヴァ自身にポップスターの破滅という企みがあることがここで判明し、ゾラはその野望のための足掛かりとして分解、巨大破壊兵器に作り替えられてしまった。この時投下されたロボット群はカービィシリーズ世界観からだいぶ浮いている小メカで、ゾラの中枢と思われる部分も引き抜かれてしまい、ギガンテスの一部となってしまう。

しかしギガンテスを起動するためにはほかのエアライドマシンと同じく、ライダーの強い意思が必要となる。そこでノヴァライダーギガンテスに向かうようにエアライドマシンへ信号を発信し、ギガンテスを起動させるように仕向ける。大半の住民は信号に気づかなかったが、信号を受信した一部のライダーポップスターの破滅が待っているとは知らず、ギガンテスに向けての旅を始める。

モードエンディングに辿り着くには中で全てのエアライドマシンを入手する必要があり、条件を満たさないと通常エンディングルートとなる。ノワールデデデの自己犠牲によりギガンテス自爆し、企みが失敗に終わったギャラクティック・ノヴァポップスター衛星上から離脱するところで終わる。
エンディング条件を満たすと手持ちのマシンが全てギガンテスに取り込まれ、フルパワー状態のハイパーギガンテスとして起動。全てはノヴァ論見通りに進んでいるように思えた。

だがギガンテスにたどり着いたライダーゾラの意識の一部が具現化した存在が共闘し、伝説のエアライドマシンを呼び出してギガンテスを破壊したことで状況は一変。その勢いでノヴァまでのルートを作り出し、元であるノヴァ本体に乗り込んでいく。そして最後、自身の核であるハートオブノヴァを破壊されたノヴァはまたしても木端微爆発。企みは阻止され、ポップスター平和は守られた。

 

THE END

 

ちなみに、ラストの展開が『爆発するノヴァ』『ポップスターへ帰還するライダー』『THE ENDの表記の仕方』『カービィ凱旋のBGM』など、『銀河にねがいを』のラストと全く同じ演出というセルオマージュとなっている。

また、エアライドモード1位を総計15回取る条件を満たすと、ギャラクティック・ノヴァコースが出現し、レースで走れるようになる。コースノヴァ衛星上から始まり、を通ってノヴァ内部へ入り込む形になるが、この時背景ノヴァポップスターではない別の惑星と交戦を繰り広げており戦争まで引き起こしている。内部はスターシップシューティングステージを彷彿とした作りになっており、最後はハートオブノヴァを破壊し脱出してゴールとなる。

ミームとして

元々ギャラクティック・ノヴァ爆発シーンネタ的に扱われたり、『ロボボプラネット』にて登場したノヴァ再現したマシン星の夢』がろくでもない代物だったりするなどで一部で有名だったが、本作の動向でそれらのネタの意味が大きく変わることになった。

同時に、『しかし ギャラクティック・ノヴァには狙いがあった。』と文末に付け加えることでなんでもギャラクティック・ノヴァの企みにして不穏にするネタが新たに生まれ、広まりつつある。

ムービーではノヴァの信号に大半のライダーが気づかない描写がされており、その際のナレーションしかしそういった弱いライダーは元々められていない」という一文もネタにされている。

関連動画

外部リンク

『カービィのエアライダー』の「しかし狙いがあった」構文が爆発的ブームに。何でも“不穏化”ねじ曲げテンプレ- AUTOMATONexit

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