ぞう(ロマサガ3)とは (ゾウとは) [単語記事]

こいつを倒せば人間に戻るのか、

それともゾウのままか？

ぞうとは、ゲーム「ロマンシングサ・ガ3」の登場人物である。

概要だぞう

東方の地・ラシュクータの町に住む二足歩行の象型の種族。仲間になる「ぞう」の肩書きは「？？？？」、年齢も「不明」。ただ、人外種には珍しく性別が設定されており「男性」となっている。

仲間になる「ぞう」は青色の象だが、他にもピンクや緑などがおりやけにカラフル。

「魔王にゾウに変えられた」という者もいれば「昔からこの姿」と言ったり「何も考えていない」という者もいれば「何も考えていないようで色々大変」など冒険者(プレイヤー)を煙に巻くようなセリフを吐く。

ラシュクータのBGMも建築様式もいかにもインドっぽく、恐らくモデルはヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」と思われる。

ラシュクータの左上の家には眠り続けるピンクの象「アニキ」とそれを世話する青色の「ぞう」がいる。

このアニキは15年前、腐海の廃墟に攫われた少年を助けに行き無事連れ戻したものの、それ以来眠り続けている。「ぞう」を仲間にするためにはアニキを起こす必要があり、起こすためにはサラか少年を連れて来る必要がある。

この時、少年を連れてきた場合はアニキが何かに気付いたような素振りを見せる。

アニキを起こすこと自体は簡単だが、東方の地に来るのにやや時間がかかる。また、4つ目のアビスゲートを閉じる際にサラすらいない6人パーティで行ってしまうと少年が仲間にならず、結果的にアニキを起こせる人物がいなくなることにも注意が必要。

「LP36・体力26」という全キャラの中でも随一の耐久力を誇る。ドット絵やイラストでは分かりにくいが恐らくかなりの巨体と思われる。

そのLPを活かしてゲーム中もっとも蒼龍術「龍神降臨(被ダメージをLP1 ダメージに変換)」に適正があるが、消費JPが18もあるため技王冠との引き換えになることに注意。魔力は「18」あるので術自体はそこそこ適正がある。

固有装備「サラサのシャツ」の隠し効果として「鼻ガード(両手武器を使ったターンも鼻で盾を使える)」能力がある。

成長補正は「体術に特大補正、剣・大剣・斧・棍棒・槍・小剣に小補正」がある。

ただ素早さが「7」と低いため体術が活かせず、「鼻ガード」も閃き適正が片手武器の「斧・棍棒」メインなためあまり活かす場面がない。ややシステムと能力のミスマッチさで割りを食っているキャラ。

アスラ道場に通い大剣や槍技を揃えたあとに「ぞう」に使わせる場合。素早さが関係ない投げ技系体術を使わせる場合。こういった状況だと「鼻ガード」を活かすこともできる。

追加ダンジョン「暗闇の迷宮」にて少年が誘拐された時のイベントが追加されたため、アニキだけは大幅に出番が増えた。

「龍神降臨」が0ダメージの場合、LPが減らなくなったので戦闘面では「ぞう」にやや追い風となった。

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